こんにちはユキトモです。
今回は「ローリングリリース」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- ローリングリリースの概要が分かります。
ローリングリリース
ひとことで言うと
「ソフトウェアをバージョンアップする方法のこと」
です。
一般的にはソフトウェアをユーザに発売する時、「バージョンナンバー」を利用せずにソフトウェアを提供します。
リリース頻度(バージョンアップを実施する回数ことです)も半年や1年に1回となります。
この場合リリース日が決められています。
そしてその日にリリース作業がおこなわれます。
ですのでリリース日が来るまではバージョンアップがリリースされない、
リリースの日にリリースできなかったものは次のリリースに日程をずらすなど、
開発とリリースの状態が合わない場合もありえます。
この場合のリリースはソフトウェアのメジャーバージョンアップなどの大きな変更を言っています。
バグの改修などのマイナーバージョンアップは含んでいません。
ローリングリリースでは、ソフトウェアではたびたび更新されます。
そのため、数日経過すると次のバージョンがすぐにリリースされるということもありえます。
多くのLinuxディストリビューションではローリングリリースでは提供されていません。
ですが「Arch Linux」や「CentOS Stream」はローリングリリースで提供されています。
常に最新版が提供されるということは、
セキュリティアップデートなどが早急に対応できるというメリットがあります。
ベンダーにとっては、安定したシステムを提供するために、
手間がかかるというデメリットがあります。
今後ローリングリリースの方式で提供される
Linuxディストリビューションが増えていくこともありえます。
注意しておきましょう。
以上、ローリングリリースの概要の解説でした。
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