こんにちはユキトモです。
今回は「IPアドレスの不足問題」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- IPアドレスの不足問題の概要が分かります。
IPアドレスの不足問題
簡単に言うと
「世界中のIPアドレスの在庫を管理するICANN(IANA)は2011年2月に未割り振りのグローバルIPアドレスが枯渇した」
と発表しました。
このことについて解説して行きます。
「IPv4」の新規アドレスの在庫は枯渇しました。
もう在庫がないという状態ですね。
ですが「IPv4」と「IPv6」はまったく違うプロトコルだということを理解しておいてください。
なので「IPv4」と「IPv6」を混ぜて使うはできないのです。
ですが「役割」は同じです。
どちらもOSI参照モデルのネットワーク層(第3層)にあります。
そしてデータをホスト間でやりとりするために使われるという点では共通しています。
そのため共存することはできます。
「IPv6」に移行するためには何が必要か
物理的な問題として、
ネットワーク機器であるルーターやレイヤー3のスイッチングをIPv6に対応させる必要があります。
そしてOSの対応が必要になります。
IPv6は2023年の最近のOSであればおおよそ対応しています。
Linuxではかなり前から対応しています。
Mac OS Xは10.2以降で対応しています。
WindowsでもWindows XP/2003以降であれば対応しています。
GUIでの設定ができるようになったのはWindows Vista以降ですね。
それからソフトウェア側が対応することが必要です。
一部のソフトウェアはOSが対応してしまえばそのままIPv6で使えます。
ソフトウェア側に何かバージョンアップをするかパッチを適用するかなどの対策をする必要があるかも知れません。
こうしないとIPv6が使えないということが起こる可能性があります。
ソフトウェア側についてもIPv6に対応しているかしていないのか事前に確認しておく必要があります。
ですが、この対策が本当に必要になるのはもう少し先の話です。
「IPv4」アドレスの再利用
使われずに放置されているアドレスの再割り当てなどをしていることがあります。
ほんとうにIPv4を「新規で」使えなくなるまでにはもう少し時間があります。
実際の対応方法としては「IPv4」が世の中に広まっていて当たり前に使われています。
なので一度に切り替えることが不可能です。
そのため、一定期間の間では「IPv4」と「IPv6」を両方とも使いながら「IPv6」へ移行するということになると考えられます。
両方に対応した仕組みを作りながらら、少しずつIPv6へ移行するということになると思われます。
「IPv6」はまだ時間はありますが、いつかは対応しないといけないと思われます。
準備はしておくといいでしょう。
以上、IPアドレスの不足問題の概要の解説でした。