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【Linux】tmpfs

2023年6月20日

 

「tmpfs」のことをおしえて下さい。

こんにちはユキトモです。

今回は「tmpfs」について簡単に解説していきます。

この記事でわかること

  • tmpfsの概要が分かります。

tmpfs

簡単に言うと

「コンピュータのメモリに作成できるファイルシステム」

です。
 

tmpfsはRAMディスクとは違うものです。
 

1つのファイルシステムとして認識されます。
 

特徴としてはフォーマットの必要がありません。

そして好きなディレクトリにマウントして使うことができます。
 

また、tmpfsはあらかじめメモリ上にtmpfs用の容量を確保する必要はありません。

容量は使用した分に合わせて自動的に増減します。
 

使用できる容量の上限を設定することも可能です。
 

そしてメモリ上に作成するファイルシステムなので、アクセス速度がとても速いという利点があります。
 

ストレージへの負担を減らすこともできます。
 

なので、一時ファイルなどを置くのに向いています。
 

デメリットとしては、コンピュータの電源を落とすとファイルが消えてしまいます。
 

また、ファイルシステムの一種として扱われています。
 

そのためmountコマンドを使ってマウントすることが可能です。
 

例を挙げると
 

 tmpfs
 
# mount -t tmpfs -o size=64m /dev/shm /tmp
 

のようにすると、/tmpディレクトリがtmpfsを利用してメモリ上に置かれることになります。
 

/dev/shmはtmpfs専用のマウントポイントです。
 

sizeは最大容量を指定しています。
 

使いこなせればとても重宝するコマンドです。

 

使ってみるといいでしょう。
 

以上、tmpfsの概要の解説でした。
 

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