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【Linux】温度管理

2023年7月2日

 

「温度管理」のことをおしえて下さい。

こんにちはユキトモです。

今回は「温度管理」について簡単に解説していきます。

この記事でわかること

  • 温度管理の概要が分かります。

温度管理

サーバの温度をモニタする重要性は重要ですが、この記事ではLinuxからハードウェアの温度を監視するする方法について解説します。
 

/procディレクトリ

/procディレクトリの配下にあるファイルを確認する方法があります。
 

例を挙げると、
 

 proc
 
/proc/acpi/thermal_zone/THRM
# type temperature
tempreture: 40 C
 

このようにCPU温度を示すファイルが存在します。

環境によっては、/proc/acpi/thermal_zone/THRM/temperatureなどとディレクトリが異なる場合があります。
 

このファイルをcatコマンドで確認することができます。

/proc配下のファイルですので、読み取り専用で確認して下さい。
 

環境によってはこれらのファイルがないこともあります。
 

「lm_sensors」

別の方法として「lm_sensors」というアプリを使うことで確認できます。
 

1.yumまたはaptを使ってインストール

2.sensors-detectコマンドを実行してセンサーを探す

3.sensorsコマンドで温度を取得する

という作業を行うことで確認が可能になります。
 

「sensors-detect」コマンドはマザーボード上のセンサーを探します。

 

そして読み取れるように準備を行うコマンドです。
 

補足するとroot権限が必要です。
 

実行するといくつかの質問が出てきます。
 

基本はYES/NOで答えていきます。
 

実行後は

・「/etc/modules.conf」
・「/etc/rc*」

に追加するべき内容がが表示されることがあります。
 

その内容にしたがってファイルの編集を行います。
 

最近のバージョンでは、この作業を自動で実施してくれるケースもあります。
 

そしてsensors-detectコマンドは、このアプリケーションを使う時に最初の1回だけ実行でOKです。
 

「sensors」コマンド

 

このコマンドはパラメータなしで実行すると、温度が表示されます。
 

一般ユーザでも実行可能です。
 

例を挙げると、
 

 sensors
 
$ sensors
coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
temp1:       +30.0°C (crit = +110.0°C)
 

このように温度を表示することができます。
 

lm_sensorsは、便利で簡単に使えるツールです。
 

利用する価値はあるでしょう。
 

以上、温度管理の概要の解説でした。
 

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