こんにちはユキトモです。
今回は「マルチタスク」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- マルチタスクの概要が分かります。
マルチタスク
簡単に言うと
「一度に複数のプログラムの処理を実行すること」
です。
例を挙げると、
・動画を再生しながらメールを打つ
・メッセンジャーも動作しながら、ウィルス対策ソフトウェアを動作させている
などがあると思います。
コンピュータが普及しはじめた1980年代は、一度に1つのタスクだけを実行するシングルタスクでした。
マルチタスクではありませんでした。
1つのCPUは、1つの処理しか実行はできません。
CPUの処理時間を短い時間に区切って、複数のタスクで1つのCPUを切り替えて使っています。
このように使うことで複数のタスクが同時並行で実行されることになります。
マルチタスクと言ってますが正確には同時進行ではありません。
とても速い速度で複数のタスクを順番に実行しているということです。
人間も複数の仕事を同時にしようとすると、時間を区切って交互に作業することになりますよね。
コンピュータでも、人間と同じことを実行しています。
ですがその切り替えのスピードがとても速いのです。
ミリ秒で切っているので同時に進行しているように見えるだけなのです。
Linuxは「マルチタスク」だけでなく「マルチユーザ」も特徴として持っています。
マルチユーザは一度に複数のユーザを利用できるOSです。
一度に複数のユーザが、複数のタスクを実行することができるのです。
Linuxのカーネルの働きを理解するには、このマルチタスクの理解が必要なのでチェックしておくといいでしょう。
以上、マルチタスクの概要の解説でした。