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【Linux】仮想コンソール

2023年7月10日

 

「仮想コンソール」のことをおしえて下さい。

こんにちはユキトモです。

今回は「仮想コンソール」について簡単に解説していきます。

この記事でわかること

  • 仮想コンソールの概要が分かります。

仮想コンソール

簡単に言うと

「実際に存在するキーボードとディスプレイを使って複数の仮想コンソールを切り替えて利用すること」

です。
 

キーボードとディスプレイさえあれば、LinuxをCUIでアクセスすることができます。
 

ユーザはコンソールを利用してLinuxにコマンドを入力して、OSからの出力を得ています。
 

Linuxを操作するためには必要な物です。
 

仮想コンソールとは実際にはないけど、存在するかのようなという意味があります。
 

LinuxなどのUNIX系OSには、仮想コンソールが「複数」あります。
 

その仮想コンソールを切り替えて通常使っていきます。
 

1セットの実際に存在するキーボードとディスプレイを使って複数の仮想コンソールを切り替えて利用する」ということを指しています。
 

ネットワーク経由ではなく直接接続されたキーボードとディスプレイを使ってLinuxでGUIが起動しているときに

・Ctrlキー + Altキー + F1キー

を同時に押下するとCUIログイン画面が表れます。
 

仮想コンソールのうちの1つがここで表示されます。
 

ユーザ名とパスワードを入力すると、CUIでログインして、Linuxにアクセスすることができます。
 

ここで、「Altキー+F2キー」を押下すると、
 

画面が切り替わり、新しいログイン画面が表れます。
 

ここでログインして、別の操作を行うことができるようになります。
 

同様に、Altキー+F3キーで新しい仮想コンソールを表示することができます。
 

同様に、Alt+F6キーまで、合計で6個のコンソールが利用できます。
 

GUIに戻るには、Alt+F7キーを押します。
 

2023年の最近では、GUIを利用することが多くなりました。
 

またGUIから複数のターミナルを起動して操作することができるため、仮想コンソールを知っている方は少なくなってきているかも知れません。
 

ですが主にサーバ用途では、X Window Systemをインストールしない場合も多くあります。
 

このような場合は仮想コンソールがとても重要になってきます。
 

障害発生時、ある仮想ターミナルがフリーズした場合に、別の仮想コンソールがまだ使えるという場合もあります。
 

なので仮想コンソールの使い方は知っておくといいでしょう。
 

以上、仮想コンソールの概要の解説でした。
 

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