Oracle

Oracle【アーカイブログモード】に変更してみよう

2020年11月22日

アーカイブログ設定の方法をおしえて下さい。

 

こんにちはユキトモです。

データベースを作成するには通常、GUIで作成しますが、

「 CREATE DATABASE 」コマンドを使ってデータベース(CDBのインスタンス)を作成した場合通常ノーアカイブモードで起動しています。

アーカイブログモードに変更する手順を解説します。

この記事でわかること

・アーカイブログモードの状態確認
・アーカイブログの出力先
・ノーアーカイブログモードからアーカイブログへ変更

アーカイブログモードの状態確認

oracleユーザにスイッチします。

 
su - oracle

oracleへログインします。

 
sqlplus / as sysdba

アーカイブログモード確認1

 
select log_mode from v$database;

アーカイブログモード確認2

 
archive log list

アーカイブログの出力先を確認します。
筆者の環境ではNULLでした。

 
set pages 1000
set lines 130
col name for a46
col value for a46
select name, value from v$parameter where name like 'log_archive%';

デフォルトのアーカイブログ出力先を確認します。

 
--高速リカバリ領域のパスを確認する
col NAME_COL_PLUS_SHOW_PARAM FORM A30;
col TYPE form A20;
col VALUE_COL_PLUS_SHOW_PARAM form A50;
show parameter db_recovery_file_dest

またはこのSQLで確認できます。

 
select name from v$recovery_file_dest;

アーカイブログモードへの変更

アーカイブログモードをオンにする手順を説明します。

まず最初にOracleを停止します。

 
shutdown immediate

マウントモードで起動します。

 
startup mount

アーカイブログモードオンにします。

 
alter database archivelog;

アーカイブログモードの確認1

 
select log_mode from v$database;

アーカイブログモードの確認2

 
archive log list

最後にデータベースをオープンします。

 
alter database open;

 

ログスイッチする

実際にログが出力されるか手動で確認をします。

ログの出力先確認

 
!ls -l /opt/oracle/oradata/orcl/fast_recovery_area/ORCL/archivelog
--日付ディレクトリにアーカイブログが出力される
--ログスイッチ前なのでファイルはまだないことを確認。
!ls -l /opt/oracle/oradata/orcl/fast_recovery_area/ORCL/archivelog/2020_11_22

ログスイッチします。

 
alter system switch logfile;

ログの出力結果を確認します。

 
!ls -l /opt/oracle/oradata/orcl/fast_recovery_area/ORCL/archivelog/2020_11_22

まとめ

ノーアーカイブログモードからアーカイブログモードに変更する手順を説明しました。


以上です。

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