こんにちはユキトモです。
今回は「LinuxとCPU」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- LinuxとCPUの概要が分かります。
LinuxとCPU
ひとことで言うと
「インテル製のCPU「i386」で動くPOSIX互換のカーネルとして作られたのがLinux」
です。
2023年の今でも「PC」と呼ばれるOS上で動作するLinuxが主流です。
「IA(インテル・アーキテクチャ)」のマシンと言います。
「IA」は名前にインテルと入っていますが、インテル製以外のCPUでも動きます。
「AMD」はIA互換CPUを作っているCPUの製造業者として有名な企業です。
その他に省電力などを実現した「IA」互換のCPUは世の中にたくさんあります。
これらを全てまとめて「IA」と言っています。
なので「IA」なマシンを用意してその上でLinuxを動かすことは可能なんですね。
注意点は、そのCPUがどの世代のCPUなのか、
動かそうとしているソフトウェアがどのCPUに対応しているか
を確認することが大事です。
「IA」ですが、「i386」に互換性を持つCPUもありますし、
機能が進化していて「i586」「i686」と呼ばれるCPUもあります。
最近のLinuxディストリビューションでは「i586」以上に対応したLinuxカーネルしか入っておらず、
IA互換CPUに多い「i386」互換CPUでは動作しないものが増えました。
インストーラーを動かすために使用しているLinuxカーネルはi386用というものがあったとして、
実際にはインストールされるLinuxカーネルは「i586」以上でないと動作しないということが発生します。
2023年の現在では省電力CPUを取り扱った小型PCなどが出回っています。
そのようなマシンでLinuxを動かすときには、CPUの互換性があるのか確認することが重要です。
以上、LinuxとCPUの概要の解説でした。
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