こんにちはユキトモです。
今回は「Fedora」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- Fedoraの概要が分かります。
Fedora
簡単に言うと
「レッドハットが支援するコミュニティ「Fedora Project」によって開発されているLinuxディストリビューション」
です。
Fedoraはバージョン6までは「Fedora Core」とよばれていました。
「Fedora」は、新しい機能を取り入れるという方針で皆さんのもとへ提供されています。
Red Hat社は、自社の「Red Hat Enterprise Linux」を作って行く上で、
Fedoraで新機能を採り入れ評価したあとに採り入れることがよいと判断した機能を、
「Red Hat Enterprise Linux」に取り入れるという方式を取っています。
そのため「Fedora」には開発段階の機能も多く含まれています。
新機能をユーザーに使ってもらってその機能が使い勝手が良いかどうかを判断する材料にしています。
「CentOS」と「Fedora」どちらを使うのが良いのかというと、
どちらとは言えません。
ですが、特性として、
Fedoraは新しい機能を取り入れている反面、バグが存在する可能性があったり動作が不安定だったりするリスクがあることを知っておく必要があります。
ちなみにCentOSは動作は比較的安定していますが、搭載されているアプリケーションが最新でないことが多々あると言えるでしょう。
それぞれのOSの特性を正しく理解して使用する場合に合っているLinuxディストリビューションを選択することを心がけましょう。
以上、Fedoraの概要の解説でした。