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今回は「割り込み」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- 割り込みの概要が分かります。
割り込み
簡単に言うと
「現在、実行している処理を一旦止めて強制的に別の処理を実行させること」
です。
 
「割り込み」は英語に訳すと「interrupt」です。
 
「割り込みエラー」というメッセージが表示されアプリケーションがクラッシュ。
という経験がある方もおられると思います。
 
現在、実行している処理を一旦止めて強制的に別の処理を実行させることを指す割り込み。
 
緊急事態のときの用語と思いますよね。
 
ですが、割り込みの発生はとても多くの場面で発生しています。
 
割り込みは優先度の高い処理を行わせる必要がある場合に実行されます。
 
CPUでは、処理の優先度はあらかじめ決まっています。
 
そのため、割り込みの発生は高い頻度で起こります。
 
異常事態で起こる現象ではありません。
 
割り込みの種類
ハードウェア割り込みとソフトウェア割り込みの2種類があります。
 
ハードウェア割り込みは
 
周辺機器などのハードウェアが発生させる割り込みです。
 
例を挙げると、キーボードのキーを1つ押下しただけでも割り込みは発生します。
 
ハードウェア割り込みはコントローラを経由してCPUにシグナルが送られます。
 
そして必要な割り込み処理が行われます。
 
ハードウェアから「何らかのことが起きた」ということを通知してもらう仕組みです。
 
ソフトウェア割り込みは、
 
プログラムが発生させる割り込みです。
 
OSやBIOSに準備されている、さまざまな基本命令セットを呼び出すことに使われる場面が多くなっています。
 
・0除算(割り算)をした場合
など禁止されている処理を行おうとしたときに、不具合を防止するという使い方も多くなっています。
 
「割り込み」は意外と大事な処理です。
 
OSやコンピュータの仕組みを理解するうえで必ず必要な用語です。
 
以上、割り込みの概要の解説でした。
 
