こんにちはユキトモです。
今回は「カーネル」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- カーネルの概要が分かります。
カーネル
簡単に言うと
「Linuxの中核となるプログラムがLinux kernel」
です。
「kernel」とは「中核」という意味です。
正確には「Linux」と言った時は、この「Linux kernel」のことを言います。
2023年の現在では、「Linuxディストリビューション」のことを「Linux」と呼ぶ場面も増えつつあります。
OSの中核となるプログラムカーネル
カーネルとは
具体的には
・プロセスの管理
・デバイスドライバとしての役割
・ファイルの管理
・メモリー管理
などを担当しています。
ユーザーからの指示にしたがってハードウェアを稼動させる"脳みそ"の役割を担当していると言えるでしょう。
そんなカーネルですが、カーネルだけではOSは動きません。
人のからだが、脳みそだけでは動かないのと同じなんですね。
他に必要なものは「インターフェース」です。
インターフェースは「仲介役」のことです。
人のからだで言うと神経に当たります。
「ユーザーインターフェース」は「ユーザーとカーネルの仲を取り持つプログラム」のことを言います。
ユーザーインターフェースでユーザーの指示がカーネルに反映されます。
またいろいろな処理の結果がユーザーに返ってきます。
Linuxディストリビューション
Linuxカーネルとユーザーインターフェイスなどいろいろなプログラムをひとまとめにしたものです。
OSとしてユーザーがすぐに使えるようにしています。
初心者は、多くの場合このLinuxディストリビューションをダウンロードしてLinuxを利用することになるでしょう。
カーネルだけをOSとして動作させることはできません。
自分で他のアプリケーションを入手するなり自作することは可能です。
ですが、カーネルだけを使ってOSを動かすことはできないと思っていいでしょう。
以上、カーネルの概要の解説でした。