
		
	こんにちはユキトモです。
今回は「OpenSSH」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- OpenSSHの概要が分かります。
 
OpenSSH
簡単に言うと
「暗号化通信を行うためのプロトコル」
です。
 
パスワードなどの認証部分を含めて、ネットワーク上の通信全てが暗号化されて行われます。
 
今までは、リモートホストとの通信には「TELNET」と言われるプロトコルが使われていました。
 
このTELNETは通信が全て平文です。
 
暗号化されていません。
 
これではネットワークを流れる通信は簡単に受け取ってみることができます。
 
TELNETを使った通信はパスワードも通信内容も解読されてしまう危険性があります。
 
2023年の最近ではインターネット越しの通信ではTELNETが利用されることはほとんどなくなりました。
 
SSHを使った方法で通信をするようになってきています。
 
OpenSSHは、SSHを利用した通信を行うためのソフトウェアです。
 
OpenBSDプロジェクトによって開発が行われています。
 
オープンソースソフトウェアですので、「BSDライセンス」のもとで公開されています。
 
ですが、OpenSSHの開発が開始される前に、フリーのSSHソフトウェアは別のものがありました。
 
ですが、これがオープンソースでなくなってしまいました。
 
このため、OpenSSHの開発が始まったという歴史があります。
 
Linuxコンピュータでも、シェルで「ssh」コマンドを実行するとSSHプロトコルを利用した通信を行うことができます。
 
この時に起動するクライアントプログラムは、たいていの場合「OpenSSH」に含まれます。
 
OpenSSHには、
・SSHクライアント
・リモートホストとの間でファイルのやりとりを行う「scp」や「sftp」
も含まれています。
 
scpもsftpもOpenSSHのサブシステムとして使えるようになっています。
 
sshコマンドとあわせて、どれもインターネットでの通信ではとても大切な機能です。
 
OpenSSHは必ず必要なソフトウェアと言えるでしょう。
 
以上、OpenSSHの概要の解説でした。