こんにちはユキトモです。
今回は「バージョン」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- バージョンの概要が分かります。
バージョン
ひとことで言うと
「バージョン番号のつけ方はいろいろあって注意が必要」
です。
「OS」や「ソフトウェア」にはバージョン番号があります。
番号が大きくなると基本的に機能が上がっていてバグの修正がされているのが一般的です。
バージョン番号のつけ方に統一された規則はありません。
各ソフトウェアによっていろいろあります。
多くの場合はバージョン番号を「a.b.c」のように付けています。
機能が新しく変わった時などは「a」の数を変更したします。
この場合メジャーバージョンのアップデートと言ったりします。
あまり大きく変わらない時は「b」や「c」の数を増やすことが多いです。
この場合はマイナーバージョンのアップデートと言ったりします。
バージョン番号には別の意味があることもあります。
Linuxカーネルのバージョン番号は、現在「a.b.c」のように番号をつけています。
最新版は2023年3月18日の現在では「6.2.7」です。
「b」の数が偶数のものが通常「安定版」と言われます。
「開発版」というものが別に存在します。
安定性に関する検証が十分されていないけど、先進的な機能が取り込まれているのが「開発版」です。
「b」の数が奇数のものが通常「開発版」と言われます。
開発版の最新版は「6.1.20」です。
バージョンの数に意味を持たせている場合もあります。
Ubuntuというディストリビューションは、バージョン番号を2023年3月現在で
「Ubuntu 22.10」としています。
これは「2022年の10月にリリースした」ということを表しています。
以上のようにバージョン番号のつけ方は色々あります。
バージョン番号からつけられた意味を知ることもできます。
2022年2月23日にOpenSSH 8.9がリリースされて2022年4月8日にOpenSSH 9.0がリリースされました。
今回の場合「8.9」と「9.0」の間に大きな差はありません。
バージョンナンバーのつけ方の方針はソフトウェアごとに違うので注意しましょう。
以上、バージョンの概要の解説でした。
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