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【Linux】「/tmpディレクトリ」はどんな時につかう?

「/tmpディレクトリ」についておしえて下さい。

こんにちはユキトモです。

今回は「/tmpディレクトリ」について解説していきます。

この記事でわかること

  • /tmpディレクトリの概要が分かります。

/tmpディレクトリ

ひとことで言うと

「一時的(temporary)なファイルを置くディレクトリ」

です。
 

プログラムが動作する時に一時的に利用するファイルを保存しておくなど使うときにこのディレクトリを利用します。
 

少し特殊な性質を持っています。
 
システムのユーザであれば「読み書き」できるようになっているディレクトリです。
 
read権限、write権限まですべてのユーザに与えられているディレクトリです。
 

「/tmpディレクトリ」の特徴

 
「スティッキービット」が設定されています。

 
作成したファイルやディレクトリを削除することができるのは、

作成者(所有者)だけという特徴があります。

 
そのため、作成したファイルを他のユーザー(プロセス)から削除されてしまうことがないようになっています。

 
他には、

システムを再起動すると、このディレクトリに存在するファイルはすべて消去されます。
 

また、サーバの設定によっては

一定期間アクセスがないファイルは削除されるようになっている場合もあります。
 

「/tmpディレクトリ」はプログラムのためのディレクトリです。
 
ですから、ユーザが利用するディレクトリとは考えられていないんですね。

 
サーバを再起動した時にファイルが削除されるので、
 
残しておきたいファイルは別のディレクトリに保存する必要があります。

 
障害などが発生してサーバの再起動が発生するという場面には「/tmpディレクトリ」配下の
 
ファイルが消えてしまうことは覚えておいてください。

 

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