こんにちはユキトモです。
今回は「プロトコル」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- プロトコルの概要が分かります。
プロトコル
一言でいうと
「通信を行う時のお約束事」
です。
「プロトコル(protocol)」は「決めごと」とか「お約束事」という意味があります。
通信で「プロトコル」という言葉が使われる場面は、「通信を行う時にどんな状況でどんな順番でどんなデータをどのようにやりとりするのか」といった内容が決められています。
例を挙げます。
Web上でHTML文書をやりとりする時に使われるプロトコルに「HTTP」(Hyper Text Transfer Protocol)があります。
HTTPプロトコルは、サーバとクライアントがHTML文書をやりとりする時の決めごとが定められています。
クライアントがWebサーバに接続したあと、クライアントからサーバに
GET /
と送信すると、WebサーバはサーバのルートにあるHTML文書を送信します。
このように通信すると決められているのです。
この取り決めが「プロトコル」です。
この取り決めはインターネット上では共通です。
「プロトコル」はバージョンによる相違などがある場合もありますが「共通の決めごと」なんです。
その他にもインターネットの通信に使われるプロトコルは、
・1対1でのデータ伝送を行う時に使われる「TCP」
・インターネットでのデータ伝送プロトコル「IP」
・ファイルの転送を行う「FTP」
・メールの送信を行う「SMTP」
などいろいろなプロトコルがあります。
多くのプロトコルは名前が「P」で終わってます。
この名前からプロトコルであることが分かるようになっています。
「インターネット経由でWebサイトを閲覧する時に使われるプロトコル」は通常、TCP、IP、HTTP、全部使われます。
通信は一つのプロトコルだけで成立はしていません。
複数のプロトコルが組み合わせて使われます。
以上、プロトコルの概要の解説でした。