こんにちはユキトモです。
今回は「データベース設計」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- データベース設計の概要が分かります。
データベース設計
データベースを設計する時に必ず必要になってくるものに「SQL」があります。
SQLは、「Structured Query Language」の略で、データベースを操作するための標準的な言語です。
機能は
・目的とするデータを探す(検索)
・表(テーブルと通常言われます)を作る
・データを入力したり、変更したり、削除など
このようなことができます。
ここでいうデータベースとは「リレーショナルデータベース」を指します。
リレーショナルデータベースとは
簡単に説明します。
・表形式(テーブル)でデータを管理します。
・行(レコード)と列(フィールド)でデータを管理します。
・一つのデータベースには複数のテーブルを作ることができます。
・テーブル間には関係(リレーション)を設定することができデータのズレ、矛盾をなくします。
テーブル間にリレーションがあるので、リレーショナルデータベースと言われていると思っていいでしょう。
2023年の現在ではSQLはリレーショナルデータベース制御の標準言語となっています。
SQLはリレーショナルデータベースを扱うには必要なものになっています。
「PostgreSQL」や「MySQL」などのソフトウェアに「SQL」の文字が入っています。
この「SQL」という用語は「言語」を指します。
このSQLという言語ですが、
ソフトウェアによって少し違いがあります。
例えばテーブルからデータを表示するために「Select」というコマンドを使います。
Select
Select * From <テーブル名>;
と言うように書きます。
この書き方が「MySQL」や「PostgreSQL」では少し違いがある場合はあります。
そのため、SQLを学習するときに少し苦労するかもしれません。
ですが、大きな違いはありませんので、学習するときに気を付ければ大丈夫でしょう。
また、SQLはANSI「American National Standards Institute」で標準化されています。
代表例としてはC言語などがANSIで標準化されています。
ANSI標準のSQLについても調べてみるといいと思います。
データベースを学習する時に「SQL」ともう一つ必要な知識があります。
「データベース設計」です。
設計しないで書かれたデータベースは効率が悪くなります。
効率の良い検索ができるようになるには、データベースを矛盾なく設計することが必要です。
SQL文も同様です。
小規模なシステムなら緻密な設計はなくても問題にはならないかもしれません。
大規模なシステムの場合、「設計とSQL」は矛盾なく効率的に作る技術が必要になってきます。
以上、データベース設計の概要の解説でした。