こんにちはユキトモです。
今回は「リポジトリ」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- リポジトリの概要が分かります。
リポジトリ
簡単に言うと
「何かの保管場所」
です。
ソフトウェアを公開する場として「リポジトリ」と呼ばれるデータベースが公開されています。
リポジトリ(repository)は「倉庫」とか「貯蔵庫」などの意味です。
ITの世界で「リポジトリ」と言うとたいていの場合プログラムやバイナリなどが保管・公開されている場所を言います。
アプリケーションを開発する時に、ソフトウェアを置いておくだけという意味とは少し違います。
実際にはバージョンの管理や改ざんの防止などが問題になります。
バージョンの管理は特に重要です。
1つのソフトウェアを複数の開発者が開発するという場合は多くあります。
この場合、バージョン管理に関する問題が生じます。
例と挙げると誰かがあるバージョンのコードにバージョンアップをしたことを知らないとします。
そして他の開発者が元のバージョンに別のバージョンアップをてしまうと古いバージョンにコードを記載したことになるので、バージョンの管理が正常にできないことになります。
リポジトリでは、これらの問題をクリアするための「バージョン管理システム」など、ソフトウェアを公開するための機能があります。
別の例を挙げると
・ネットワーク経由で新しいソフトウェアを入手する
・ソフトウェアを新しいバージョンにバージョンアップする
という操作を行う場合
ネットワーク経由でバイナリもしくはコードをダウンロードしてくることになります。
ですが、このときにバイナリ・コードが格納されているのは、たいていの場合「リポジトリ」です。
OSのパッケージ管理システムにリポジトリを登録しておくと、
ソフトウェアの格納場所を意識することなく、ソフトウェアをインストール・バージョンアップできることになります。
オープンソースソフトウェアを利用するときに欠かすことができない機能が「リポジトリ」です。
あなたが開発者になった場合は、そのリポジトリの機能の便利さを実感することと思います。
以上、リポジトリの概要の解説でした。