こんにちはユキトモです。
今回は「XFS」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- XFSの概要が分かります。
XFS
簡単に言うと
「SGI社が自社のUNIX系OS「IRIX」のために開発したファイルシステム」
です。
ジャーナリング機能をもっています。
1994年に開発されました。
完成したファイルシステムだと言われています。
GPLライセンス下でソースコードが公開されています。
Linuxなど他のUNIX系OSへの移植も進んでいます。
LinuxOSでも広く使われています。
XFSの特徴
ということがあります。
最大で1800テラバイトのディスクスペースで900テラバイトのファイルを扱うことができます。
大規模なシステムが組まれているサーバ用に適したファイルシステムだと言えます。
その他にはデータベース技術を応用した独自のジャーナリングシステムを採用しています。
ファイルシステム内の変更履歴を保存します。
そしてファイルシステムが破損した場合であっても、高速に修復できるという特色があります。
この他には
・Direct I/O
・B+-Tree
などの仕組みによって、丈夫で高速なファイルシステムになっています。
注意点としてはLinuxでXFSを使うにはカーネルがXFSをサポートしている必要があります。
その他には独自のツールでメンテナンスを行うことになります。
そのため少しだけ難しく感じるファイルシステムと感じるかもしれません。
扱いに慣れるととても便利なファイルシステムであることは言えます。
一度は触って見るといいでしょう。
以上、XFSの概要の解説でした。