こんにちはユキトモです。
今回は「cron」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- cronの概要が分かります。
cron
簡単に言うと
「定期的にタスクを実行するためのスケジューラー」
のことです。
「タスク」とは実行したいコマンドとかシェルスクリプトなどになります。
「cron」は、LinuxやUnixなどのオペレーティングシステムで必ずと言っていいほど使われます。
「WindowsOS」では「タスクスケジューラ」というアプリに相当します。
定期的に実行が必要な「タスク」は、例えばバックアップの作成、システムメンテナンス、データベースの更新、自動的な電子メールの送信などが挙げられます。
cronを使うには、crontabファイルを編集します。
crontabファイルには、実行したいコマンドやスクリプトをスケジュールするために書いていきます。
スケジュールの設定は、分、時、日、月、曜日の順に指定して行きます。
例えば、「5分ごとにコマンドを実行する」場合は、「*/5 * * * * command」というように指定します。
cronはプロセスや他ホストが正しく動作しているか「監視」するためにも使うことがあります。
こんな「cron」ですが一般ユーザーでも使うことができます。
システムの設定によっては利用できない場合もありますが、
一般ユーザーで実行できるタスクであれば、ユーザーごとにcronを設定することができます。
「cron」と「シェルスクリプト」を組み合わすことで「root」の権限を持たないホストから、自分のホストを監視するという使用方法もあります。
以上、cronの概要の解説でした。