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【Linux】ログ

 

「ログ」のことをおしえて下さい。

こんにちはユキトモです。

今回は「ログ」について簡単に解説していきます。

この記事でわかること

  • ログの概要が分かります。

ログ

簡単に言うと

「システムやソフトウェアが残す記録のこと」

です。
 

ログのという言葉の由来は「航海日誌」を意味する「logbook」です。
 

何かトラブルが発生した場合や自分の思いと違う結果になった場合などはログを読むといいと言われます。
 

システムやソフトウェアの動作を詳しく記録している「ログ」は情報がたくさん記録されています。

ログを読むと不具合の理由を知ることができる場合は多くあります。
 

ですがログを読むのはちょっと難しいと思っている方もいると思います。
 

ログの情報量が単純に多いんですよね。
 

全部を読むのがとても大変なのがその理由でしょう。
 

それとメッセージがだいたい英語なので、英語が苦手な人は読むのがしんどいと思います。
 

ログを読む習慣をつけろと言われてもできないかもしれませんよね。
 

ログを読むコツ

ログを読むときにはコツがあります。
 

一番最後の行を見ること。
 

ログファイルは一番新しいログが一番最後に記録されています。
 

tailコマンドをオプションなしで使うと通常、最後の10行が表示されます。
 

例を表示します。

 tailコマンド
 
tail /var/log/boot.log
 

またログの情報量が多すぎる時は確認したいところだけ見る方法があります。
 

例を表示します。
grepコマンドで対象ファイルから対象のキーワードを見つける

 grepコマンドで
 
grep 'GNOME' /var/log/boot.log
 

上記のようにgrepコマンドを使って、たとえば「NG」とか「GNOME」などのキーワードを指定することもできます。
 

Apacheに不具合があった場合は「httpd」をキーワードにしてログから表示させて問題を見つけるなどです。
 

また、「監視」もあります。
 

ツールを使って、特に必要な確認したいメッセージが出た場合にはメールで通知するなどです。
 

この場合は情報が外部に知れ渡るのを防ぐために自ホスト内のユーザにメール送信するのがいいでしょう。
 

「集計」もコツの一つです。
 

ログ集計ツールもいろいろなソフトウェアが世に出回っています。
 

アクセス解析や不具合がどのくらいの割合で起こっているのかなどを集計して見るという使い方もあります。
 

システムエンジニアならログは、必ず確認する情報なので使いこなせるようになったほうがいいでしょう。
 

以上、ログの概要の解説でした。
 

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