「LVM」のことをおしえて下さい。
こんにちはユキトモです。
今回は「LVM」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- LVMの概要が分かります。
LVM
簡単に言うと
「複数のハードディスクやパーティションにまたがった記憶領域を一つのディスクのように扱うことのできるディスクの管理機能」
です。
ハードディスクやパーティションを「物理エクステント」と言われる数十Mバイトの小さな領域に分割して管理をします。
その物理エクステントのあつまりをまとめて「論理ボリューム」を構成します。
この技術を使うことで1つのハードディスクを分割したり、複数のハードディスクを結合したようにして利用することができます。
その他には一旦作成した論理ボリュームの容量を変更することも可能です。
2023年の最近はLinuxをインストールするときインストーラーがLVMを利用したパーティションを作成する場合が多くあります。
この場合、/bootやswap領域などはサイズが限定される領域なのでLVMが利用されません。
ですが、/varや/homeなどの領域ではLVMが利用されます。
実際に利用されている技術でよくシステムエンジニアとして業務をしている時に基本設計書を見ることもあると思います。
理解しておくといいでしょう。
以上、LVMの概要の解説でした。