「udev」のことをおしえて下さい。
こんにちはユキトモです。
今回は「udev」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- udevの概要が分かります。
udev
簡単に言うと
「Linuxカーネル用のデバイス管理ツール」
です。
機能は「/dev」ディレクトリにあるデバイスノードの管理を行うことです。
以前は、「/dev」ディレクトリは、利用される可能性のあるデバイスファイルをあらかじめ「/dev」ディレクトリに用意しておく必要がありました。
なので、「/dev」ディレクトリにはとても多くのファイルがありました。
2023年の現在では「udev」が必要に応じて「/dev」ディレクトリにデバイスファイルを作成するようになっています。
「udev」は
・ライブラリ「libudev」
・デーモン「udevd」
・管理コマンド「udevadm」
などから構成されています。
udevdデーモンがカーネルの内部情報を監視する役割を担当しています。
カーネルが新しいデバイスを検知したときに、そのデバイスに応じて適切なデバイスファイルを動的に作成します。
udevという機能があるため、いろいろなデバイスをコンピュータに電源を入れたまま抜いたり差したりして使うことができるようになります。
以上、udevの概要の解説でした。