こんにちはユキトモです。
今回は「Tiny Core Linux」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- Tiny Core Linuxの概要が分かります。
Tiny Core Linux
簡単に言うと
「古くて性能の低いPCでも動作するファイルサイズの小さいディストリビューション」
です。
Tiny Core Linuxは、ファイルサイズの小ささに特徴があります。
「Tiny Core Linux 5.0」本体で約9MBです。
とても小さなLinuxディストリビューションです。
ですがGUIベースのデスクトップ環境も使うことができます。
容量の小さなUSBメモリでも十分に起動することが可能です。
またハードディスクなどにインストールして利用することもできます。
実行に必要なメモリも少なくて済みます。
そのため古くて性能の低いパソコンでも動作します。
「エクステンション」と言われるパッケージを追加して、機能を追加することができます。
そのパッケージですが、できるだけファイルサイズを小さくして提供されています。
そして公式な派生版としてGUIの機能を削除した「Micro Core Linux」というディストリビューションもあります。
容量は約6MBです。
容量の小ささが特徴ですが、機能の豊富さという点はあまり期待しない方がいいでしょう。
ですが古くなったPCでも動作するというのは最大の特徴です。
通常は使うチャンスがないかもしれません。
ですがいざというときに重宝するLinuxディストリビューションです。
機会があれば使ってみるといいでしょう。
以上、Tiny Core Linuxの概要の解説でした。