こんにちはユキトモです。
今回は「topコマンド」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- topコマンドの概要が分かります。
topコマンド
簡単に言うと
「稼働中のシステムを即時に確認することができるコマンド」
です。
CUIで通常実施します。
遠隔操作している端末でも使えてとてもよく使うコマンドのひとつです。
単にタスクの一覧を一覧表示するだけではありません。
・タスクの状態(停止中であるのか実行中であるのかゾンビ状態なのか)
・プロセスの実行時間
・メモリ利用率
・CPU利用率
などを表示します。
いろいろな値を元に並べ替えをすることもできます。
どのプロセスがCPUやメモリに負荷をかけているのか判断することができます。
topコマンドの注意点
topコマンドを実行することでシステムへ負荷をかけることが挙げられます。
通常時は問題はないと思います。
ですが、異常時には問題になる場合があります。
リアルタイムで実施しているコマンドだからです。
補足するとtopコマンドを実行した程度でシステムが不安定になるのはシステム自体を見直した方がいいでしょう。
定期的にシステムの状態を監視したり、他のプログラムから呼び出したときには結果をファイルに出力するとのちほど確認することできるので便利です。
この場合、「バッチモード(-bオプション)」と「回数指定(-nオプション)」を利用します。
例を挙げると、下のように実行すると、1回だけtopコマンドを実行後、結果を「result.txt」に保存します。
topコマンド
 
$ top -b -n 1 >> result.txt
シェルスクリプトなどに組み込むとログとして確認できるので重宝するでしょう。
サーバ管理者なら必ず使うコマンドですので覚えておくといいでしょう。
以上、topコマンドの概要の解説でした。