こんにちはユキトモです。
今回は「プロセッサのアーキテクチャ」について簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- プロセッサのアーキテクチャの概要が分かります。
プロセッサのアーキテクチャ
OSやOS上で動作しているアプリケーションはハードウェアが搭載している
プロセッサのアーキテクチャ(様式や演算処理の方式と考えて下さい)に合わせて
コンパイルしてバイナリを生成する必要があります。
アーキテクチャの違い
プロセッサはアーキテクチャによって命令セットが違っています。
プロセッサが主に実施する処理は加減乗除いわゆる四則演算です。
ですがそれ以外にもメモリ操作などいろいろな処理が必要です。
このような処理はぜんぶプロセッサに対する「命令」として実行されます。
この命令が集まったものが命令セットと呼ばれます。
同じ系統のプロセッサでも作られた世代や種類によって命令セットが違っている場合もあります。
Linuxカーネルは起動時に使用できる命令セットの判断を行っています。
これらの情報は/proc/cpuinfoで確認できます。
プロセッサは、一度に扱えるデータの長さが違っています。
これをビット数で表します。
昔は32ビットが使われていましたが、2023年の現在は64ビットが主流です。
ビット数が増えると扱えるメモリの容量が4GB以上になるのでわかりやすいと思います。
プロセッサによって命令セットやビット数が違うので、
それぞれに合わせたバイナリが必要となります。
Linuxがサーバーとしてよく使用される、
Java、PHPなどのプログラミング言語で書かれたアプリは、
実行する環境さえ存在すればどのアーキテクチャ上でも動作します。
以上、アーキテクチャの概要の解説でした。
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