こんにちはユキトモです。
今回は「uname」コマンドについて簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- unameコマンドの概要が分かります。
unameコマンド
ひとことで言うと
「LinuxOSのカーネルの情報を表示するコマンド」
です。
unameのオプション 「-a」をつけると全ての情報を表示することができます。
筆者の環境の例を抜粋して記すと
uname -a
 
$ uname -a
Linux home1 5.4.17-2011.1.2.el8uek.x86_64 #2 SMP Mon Apr 20 22:10:46 PDT 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
表示が分かりにくいのですが、左から順に意味を解説すると
カーネル名 | Linux |
ホスト名 | home1 |
OSのリリース番号 | 5.4.17-2011.1.2.el8uek.x86_64 |
カーネルのバージョン | #2 SMP Mon Apr 20 22:10:46 PDT 2020 |
ハードウェアの種類 | x86_64 |
プロセッサの種類 | x86_64 |
プラットフォームの種類 | x86_64 |
OSの種類 | GNU/Linux |
オプションを変更すると確認したい情報だけを表示することができます。
代表例をあげます。
■プロセッサの種類を表示する場合(「processor」の「p」と理解するとわかりやすいでしょう。)
uname -p
 
$ uname -p
x86_64
■カーネルのバージョンを表示する場合(「kernelのrelease」の「r」と理解するとわかりやすいでしょう。)
uname -r
 
$ uname -r
5.4.17-2011.1.2.el8uek.x86_64
■ホスト名を表示する場合(「nodename」の「n」と理解するとわかりやすいでしょう。)
uname -n
 
$ uname -n
home1
・動作環境の確認
・システム管理用のシェルスクリプト中で使う
など多くの場面で使えるコマンドです。
オプションの意味を理解すると覚えやすいと思います。
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