こういった悩みにお答えします。
こんにちは、ユキトモです。
お金持ちになる方法を解説した、
1997年にロバート・キヨサキ著の「金持ち父さん貧乏父さん」の解説のパート2です。
参考文献:「改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」ロバート キヨサキ著
金持ち父さん 貧乏父さん パート2
今回はお金持ちになる思考法を身に着けることができる方法を解説します。
Step1 迷ったら少数派の道を選べ
1つ目は「少数派の道を選べ」です。
この本には詩人であるロバート・フロスト先生の詩が一番最初に出てきます。
「歩む者のない道」という詩です。
一部抜粋して書きます。
「ずっとずっと昔、森の中で道が2つに分かれていた。
そして私は人があまり通っていない方の道を選んだ。
それによってどれだけ大きな違いができたことか」
どう意味か説明します。
少数派の道を選んだことでその後大きく得することができたということです。
人生は選択の連続です。
人は誰だって他の人と違うことをするのが不安です。
だから私たちは教室にひとりでいることさえ不安に感じます。
みんなと同じテレビを見て同じ音楽を聴いて、同じ話をして同じように就活して同じようにサラリーマンになるのが多数派の道です。
それはある意味楽をしているとも言えるでしょう。
大半の親は子供に黒して欲しくないのでみんなと同じ安定の道を選ぶことを願うでしょう。
大企業に就職したり公務員になって欲しいと思っているはずです。
ですが、残念ながらそれだと成功はできません。
沢山ある物は価値が下がるからです。
大多数の人が選ぶ道を選べば同じような経験をした同じような人間になります。
希少価値など生まれません。
だから少数派を選ぶことです。
それは舗装されていない道を歩くようなものです。
怖いに決まっています。
ですが、少数派の道を選んだことで後々の人生に大きな違いがあることを覚えておいてください。
Step2 人間は恐怖と強欲によって動き、罠にかかる
次は「人間は恐怖と強欲によって動き、罠にかかる」です。
これを読むと気分が悪くなるかも知れません。
覚悟して読んでください。
人間は「強欲」と「恐怖」によって動いています。
「強欲」を説明するとは
多くの人はお金が無くなるのが怖いから働きそして給料を受け取ると商品を買いもっとお金があれば他の物も買えると欲に突き動かされています。
家が欲しい。
高級車が欲しい。
高級時計が欲しい。
欲しいものはたくさんあるでしょう。
その結果ほとんどの人は「朝起きて、仕事に行きお金を使う」この繰り返しになります。
これがラットレースというものです。
パート1でも解説しましたが風車の中を回るねずみのように永遠に走り続けても全く前に進んで行けない状態のことです。
ほとんどの人間は「強欲」によってラットレースに参加させられているというわけです。
でも、人間は欲しいものを買いたいという欲のために働くものと考えてませんか?
その通りです。
確かに今、所有している物よりももっとキレイなもっと楽しいこと面白いことをしたいと思うのは自然なことです。
ですが、それには一つ欠点があります。
それはお金がもたらしてくれる喜びがあまり長続きしないということです。
あなたは次々に新しい時計、靴、洋服、スマホが欲しくなっているのではないでしょうか?
それがそのままの答えです。
お金で買える喜びはたいてい長続きしないものです。
だからすぐに新しいもの買い換えます。
欲に突き動かされて商品を買い続けているから働いてもお金が貯まらないんです。
そしてそれがずっと続きます。
これがラットレースです。
次に「恐怖」です。
ほとんどの人間はお金が無くなるのが怖いから働きます。
ですが、どれだけお金を稼いでもお金の恐怖から逃れることはできません。
むしろお金があればあるほどお金を失ったらどうしようとか、今、自分で所有している家や車を失う恐怖を覚えるものです。
世の中のほとんどの人間はこの「強欲」と「恐怖」の2つに支配されています。
その2つに支配されるとラットレースに巻き込まれます。
「強欲」と「恐怖」というのは目の前にぶら下げられたにんじんのようなものです。
「強欲」と「恐怖」に支配されると目の前の事しか見えなくなります。
例えば、リボ払い、欲しいものを買う人もお金を借りてパチンコを打つ人もホストにハマり借金を作る女もみんな目の前のにんじんしか見えていません。
頭ではなく感情だけで動いてしまっている状態です。
では、どうすればいいのでしょうか?
高級車が欲しいと思ったらその感情を自分のためになるように頭を使うことです。
例えば、このプロジェクトが成功したら買ってみるとか独立したら買うなどご褒美にしてみることです。
「感情ではなく頭で考えるというのは目の前にぶら下げられたニンジンを追う馬に乗る人間になる」ということです。
目のまえではなく先を見据えて決断することが大切です。
そのためには「強欲」と「恐怖」に支配されずに頭でものごとを考えてみることです。
最初に「少数派を選べ」という話をしました。
あれも同じです。
みんながやっていないことをするのは怖いです。
恐怖から人は多数派の道を選びます。
すると選択肢が自然と狭まって行きます。
これはとても大事な事です。
何度も見返して理解を深めて下さい。
Step3 広く浅く勉強しろ
3つ目は「広く浅く勉強し続けろ」です。
狭く、深くの間違いでは?と思うでしょう。
違います。
深くてもいいのですが、この前のパート1で開設した通り職業はこの4つに分類されています。
・専門家
・経営者
・投資家
です。
1つの物ごとを深く極めている人というのは確かにかっこいいし、そして惚れる存在ですよね。
ですが、「専門家」に入る専門家では本当の意味でお金持ちになることはできません。
自分が関わらないとビジネスが前に進まないからです。
もしお金持ちのビジネスオーナーになりたいのであれば1つの分野の理解度は60~80点くらいでいいでしょう。
もっと低くてもいいかも知れません。
なぜかと言うと
会社の社長がトップクリエイターである必要はありません。
カレー屋さんのオーナーが一流シェフである必要はありません。
その代わりとにかくいろいろな学問を広く学ぶことです。
セールス、経営、会計、心理学、マーケティング、アートなど
カレー屋さんで例えるとオーナーになりたければ料理作るだけではなく、掃除の仕方、部下への配慮、皿洗い、身だしなみ、お店の作り、接客、経営などあらゆるものを広く浅く学んでおかなければなりません。
もし、専門家になりたければ、「狭く深く勉強すれば」よい
そして「忘れてはいけないのは「勉強し続けろ」という部分です。
一度勉強しただけではダメです。
勉強し続けなければなりません。
その理由は時代の流れがはやいからです。
例えば今から漢字検定やソロバンの資格を取ろうとする人間はいないでしょう。
今ではソロバンができる特技など何の価値もほとんどありません。
それよりもSNSを運営する方法を学んだ方がまだ価値があるでしょう。
何を学ぶのかはその時代によって大きく変わります。
そして、今時代は私たちが想像できないほど早く様変わりをしています。
このような時代に生き延びるためには常に学び続けなければなりません。
繰り返します。
深く知らなくても良いです。
でも知っていることが財産です。
例えば付き合った人数が0人と1人では全然違います。
知っていることと知らないことの違いはとても大きいものです。
知らないことは最大のリスクであると覚えておいてください。
だからとにかく浅くてもいいので広く学ぶことです。
そうすれば学んだことが点となり点と点がつながって、誰も思いもつかなかったようなアイデアが出るようになるでしょう。
Step4 頭の良さより度胸が大切
4つ目は「度胸が大切」です。
何を成し遂げる時別にその物事に詳しいことは必要ありません。
広く浅く勉強することが重要と先ほどのStep3で言いました。
専門的な知識の不足などは成功の妨げにはなりません。
実際に元アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏もエンジニアではありません。
それよりも自身のなさが私たちの足を引っ張ることが分かっています。
現実は頭がいい人よりも度胸のある人が成功します。
もちろん専門的な知識が必要なこともあります。
ですがそれよりも度胸が必要です。
だからあえて大胆になることを度胸を持って行動してみることです。
でも、怖いですよね?
ですが、怖くて逃げだしそうになったら、このように考えてみて下さい。
最初からひるんではいけません。
これは女にも言えることです。
目の前にかわいい女がいて最初からどうせ彼女にはできないだろうってあきらめないことです。
度胸を持つことです。
例え自分は弱いと思い込んでいても羊でなくオオカミでいることです。
Step5 頭の中の考え方がその人の人生を作る
最後は「頭の中の考え方がその人の人生を作る」です。
妄想や想像でもいいのですが、自分はお金持ちになれる自由な時間を手にすることができる、自分はやれるのだと思っていないと100%お金持ちになることなどできません。
できない人はやる前からあきらめています。
自分は「ダメな人間」だと自分自身に烙印を押しています。
それは思いこみですがその思い込みがそのまま人生を作ります。
「俺はモテないから」そんなこと言う根暗な人がモテるでしょうか?
モテない、できない、ダメな自分を演じるのは今日限りでやめることです。
まとめ
・迷ったら少数派の道を選べ
・恐怖と強欲に支配されるな
・広く浅く勉強しろ
・頭の良さより度胸が大切
・自分は「ダメな人間」だと思いこむな
・頭の中の考え方がその人の人生を作る
です。
これで「金持ち父さん貧乏父さん」は以上です。
今日はお金持ちになるための精神的な部分に焦点を当ててお伝えしました。
お金持ちになるのは簡単ではありません。
自転車をこぐように最初はフラフラで倒れたり、段差で転んだりします。
みんなが遊んでいる土日に勉強や行動を続けなければなりません。
豪遊、ギャンブル、酒、タバコもするヒマがないくらい忙しくなります。
もっと遊びたいですよね?
ですが、一度資産を築くことが出来たら毎日が日曜日になります。
どちらを選ぶのかは自分で決めて今後の行動につなげて下さい。
以上です。