物を捨てられない人へ
あなたは物が捨てられないほうでしょうか?
家の中が物だらけで外出する時に鍵を探すのに時間がかかっているなんてことないでしょうか?
この前買った腕時計も見つからない、スマホの充電ケーブルはどこかに行ってしまう
なんてことないでしょうか?
使っていないものは捨てるべきですよね?
でも、もったいないといつか使うかも知れないと思っていませんか?
いつかっていつでしょうか?
物を捨てないとどんどん人生が窮屈になって行きます。
最終的にゴミ屋敷に住んでいる人みたいになってしまいます。
実際、あなたの部屋の半分以上は物に占領されていませんか?
とても狭いですよね?
なので、物を捨てられるようにアドバイスをしたいと思います。
この記事を読めば、あなたは家に使わない物を置くことがイヤになるでしょう。
参考文献:ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ
結論
・物を置くということは物の家賃を払っているということ
・物がたくさんあると必要なものを取り出すときに時間がかかる
・もう一度必要になった時にまた買えばいい
・他人に自慢する目的でモノを買わない
・複数ある物、3ヶ月使わなかった物、思い出の品は写真に撮って捨てるべき
ではひとつひとつ解説していきましょう。
Step1 物を置くということは物の家賃を払っているということ
1つ目は「物を置くということは物の家賃を払っているということ」です。
あなたは今の住まいに引っ越してきた日のことを覚えているでしょうか?
広くて気持ちが良かったことでしょう。
では、今はどうでしょうか?
部屋や床に物が散乱し、物によって窮屈になっているのではないでしょうか?
物を置けばその分のスペースは使うことが出来なくなりますよね。
どれだけ広い部屋を借りたとしても物を引き詰めれば狭い部屋になってしまいます。
実際にあなたは物によって本来あったスペースの半分以下のスペースでしか暮らせていないのではないでしょうか?
見かたを変えれば、あなたは物に家賃を払っているようなものです。
しかしこの物っていうのはあなたが追い出さない限り膨張し続けます。
どんどん家の中のスペースを奪っていきます。
そう考えると物を増やすことが大きなリスクだということが分かるでしょう。
物を増やせば増やすほどその物の家賃を払っていると考えてみましょう。
そうすると家の中に物を置くことがリスクであることに気づかされるでしょう。
あなたは物を捨てるのがもったいないと思ってませんか?
それよりも家に物を置いておく方がはるかにもったいないことに気づくべきでしょう。
Step2 物がたくさんあると必要なものを取り出すときに時間がかかる
2つ目は「物がたくさんあると必要なものを取り出すときに時間がかかる」です。
ゴミ屋敷の住人がどこに何が置いてあるのかを把握していないように物があふれればあふれるほど本当に必要な物を使うのに邪魔になります。
TVゲームとかでも同じですよね。
全てのアイテムを持っていたら必要なアイテムを使う時に探すのに時間がかかって仕方がないでしょう。
だから不要なアイテムは捨てたり、保管庫に預けたりするわけです。
そうしないといざ大切なアイテムを使用する時時間がかかるでしょう。
実際にホストであるローランドは1つの用途に1個しか物を持たないことで有名です。
それもとびきり大事な1個だけを大切にします。
カジュアルな靴も1足、スポーツシューズも1足、ジャケットも1着という風に。
その理由は「物を選ぶ時間があまりにも無駄だから」です。
アップル社だった故スティーブ・ジョブズも同じ理由で毎日同じ服を着続けました。
極力私たちは生活の中で本当に重要なこと以外は決断しない方がいいことを知っているからです。
物以外にも銀行口座とかクレジットカードなども1つにまとめてしまった方がいいでしょう。
1度試してみてほしいのですが使っていない物を捨てると良く使っている物が輝いてきます。
大切な物がより使いやすくなります。
Step3 もう一度必要になった時にまた買えば良い
3つ目は「もう一度必要になった時にまた買えばいい」です。
物をため込んでおくことは良くないことが分かりました。
でも、やっぱりいつか使うのではないかって思うとどうしてももったいないていう感情になりますよね?
その気持ちはとても分かります。
人は損をしたくない生き物です。
お金を出して買った物を捨てるなんて苦痛ですよね。
ですが、こう考えて下さい。
「もう一度必要になった時にまた買えば良い」と
もちろんもう一度買うのに数万円以上かかるのであればよく考えて捨てた方がいいでしょう。
ですが、もし3000円以下で買い戻せるのであれば、とりあえず捨ててみてまた必要になったら買い戻せばいいんです。
このようの捨てる時は「もう一度必要になった時にまた買えばいい」と思うことです。
それなら捨てられますよね?
でも、大体は捨てて良かったと思うことが多いんです。
捨てた物の事をもう一度思い出すことはほぼありません。
Step4 他人に自慢する目的で物を買わない
4つ目は「他人に自慢する目的で物を買わない」です。
捨て方はわかりましたよね。
そして、なぜ捨てた方がいいのかもわかりましたよね。
では、なぜ私たちはこんなに必要のない物ばかり買ってしまったのでしょうか?
今だとなぜ買ったのかわからない物ってありますよね?
それは「他人から見て価値がある物」にばかりお金を使っているからです。
他人に自慢したりうらやましがられていたいという思いで買った物を他人に自慢できなくなった段階で飽きます。
そして他人に自慢するためにまた新しい商品が欲しくなるわけです。
なぜなら新しい承認の方が他人に自慢できるしうらやましがられるからです。
このループがあなたが必要のない物ばかり買ってしまった理由のひとつです。
心当たりありますか?
他人に自慢する方法は東大に入るとか筋トレしてムキムキになるとか仕事の成果を出すとかいろいろとありますが全部メンド臭いでしょう。
ですが、物を買うのであれば努力せずに手っ取り早く他人に自慢ができます。
一流ブランドの腕時計、一流ブランドのロゴが入った服、高級車などを持っていれば自分は価値が高い斗アピールすることができます。
そうやって人はどんどん物を増やしていきます。
あなたは他人目線で物を買っていませんか?
他人目線で物を買うのではなく、自分にとって必要な物だけを持つことです。
Step5 具体的に捨てるべきもの
5つ目は「具体的に捨てるべきもの」です。
まず、簡単に捨てやすいものとして「複数ある物は1つに絞ったほうがよい」です。
例外として、靴下やTシャツなどは毎日選択が必要なので5枚くらいは持っていてもいいでしょう。
眼鏡、パソコン、サンダル、ブーツ、ジャケットなどとっておきの1つを選ぶことによりその一つを大切に使う事ができるでしょう。
次に「3ヶ月使わなかった物」は捨てましょう。
3ヶ月使わなかったものは一生使わない可能性が高いです。
本、CD、ジャケット、靴、全て邪魔ですよね。
次に「他人の目線のためにある物」は捨てましょう。
繰り返しますが、他人に自慢するために買った物は新作が出ればすぐに飽きます。
だからそのような目的で買った物は捨ててしまった方がいいでしょう。
毎日きちんと使っていても、喜びを感じさせてくれるものが自分の好きな物なんですね。
そして最後に「捨てづらい物は写真に撮っておく」です。
例えば、手紙とかプレゼントとかです。
こういったものは相手の気持ちが入っているからすごく捨てづらいですよね?
だからと言ってこういうものを必要もないのに放置し続けると場所を食うだけの物になってしまいます。
だから思い出の品は写真に撮っておいて物は捨てるべきでしょう。
思い出の品というのはそれを見て昔を思い出すことに価値があるわけで、それを持っていることに価値はありません。
写真を見返したときにこんなこともあったと思い返せれば写真で十分でしょう。
まとめ
・物を置くということは物の家賃を払っているということ
・物がたくさんあると必要なものを取り出すときに時間がかかる
・もう一度必要になった時にまた買えばいい
・他人に自慢する目的でモノを買わない
・複数ある物、3ヶ月使わなかった物、思い出の品は写真に撮って捨てるべき
です。
これが物を捨てるための全てです。
今すぐ家の中を掃除したいと思ってませんか?
最後に、
お金持ちの家は物が少なく、貧しい人の家は物であふれかえっていることが多いです。
結局、部屋の中というのはその人自身を表しているのでしょう。
人生を何かで成し遂げたいのであれば、部屋だけはキレイにしておいた方がいいでしょう。
そもそも物は持っているだけでは価値はありません。
物は使って初めて価値が出ます。
そのことを忘れないようにして下さい。