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【Linux】telnet

2023年6月14日

「telnet」のことをおしえて下さい。

こんにちはユキトモです。

今回は「telnet」について簡単に解説していきます。

この記事でわかること

  • telnetの概要が分かります。

telnet

簡単に言うと

「ネットワークを経由して2つのホスト間で通信を行うためのプロトコル」

です。
 

遠く離れたところにあるホストマシンを仮想端末ソフトを使って遠隔操作することができるようになります。
 

サーバ・クライアント方式で実行することができます。
 

Telnetサーバが操作される側のマシンになります。
 

クライアント側が操作するマシンで実施します。
 

UNIXは開発された初めのころからから複数のユーザが同時にUNIXマシンに接続して使うという仕様で開発されました。
 

そのため当初よりシリアルポートなどに複数の端末を接続して使用してきました。
 

ホストと端末側との通信をネットワーク上でもアクセスを可能にしたのがTelnetプロトコルです。
 

そんなTelnetですが、通信は暗号化されていない平文をそのままデータとして流すという点があります。
 

通信内容が盗み取られる可能性があります。
 

セキュリティ上、良くありません。
 

そこで最近では「SSH」を使ってリモートホストを操作する場面が増えてきています。
 

Linuxのディストリビューションによっては「Telnet」コマンドが初期設定でインストールされていないものもあります。
 

そんな「Telnetコマンド」ですがやはり使われています。
 

Telnetコマンドは、

 telnet
 
$ telnet 192.168.0.15 80
 

というようにホストに続けてポート番号を指定することで通信を行うことが可能です。
 

ホストに192.168.0.15をポート番号80を指定しています。
 

指定したポートで通信を行うことができます。
 

80番ポートは通常HTTPが利用するポートです。
 

これにより、サーバのHTTPプロトコルでの通信が行えます。
 

サーバ側は、HTTPプロトコルでコマンドを受け付けます。

GET /top.html

のようにコマンドを打つと、top.htmlファイルが取得できます。
 

このような使い方をするとTelnetコマンドで、

・どのように動作しているのか

・サーバが正常に動作しているのか

といったことがわかります。
 

注意点としては自分が管理していないサーバに対しては、不正アクセスと誤認される可能性もあります。
 

ですので自分が管理しているサーバに対してだけに実施するのがいいでしょう。
 

サーバ管理者になると必ず使うコマンドになりますので使いこなせるようになるように確認しておくといいでしょう。
 

以上、telnetの概要の解説でした。
 

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