こんにちはユキトモです。
今回は「ZFS」コマンドについて簡単に解説していきます。
この記事でわかること
- ZFSの概要が分かります。
ZFSコマンド
ひとことで言うと
「Solarisのために開発されたファイルシステム」
です。
「ZFS」は「Zettabyte File System」の略です。
「Z」は、アルファベットの最後の一文字ですよね。
「究極の」、「最後の」といった意味も持つので、
このファイルシステムは「ZFS」と名付けられました。
サン・マイクロシステムズ社が開発しました。
2023年の現在では、オープンソースとして公開されています。
なのでLinuxなどでも利用できるようになっています。
最近のLinuxのディストリビューションは、
ZFSが利用できるようになってきています。
ZFSでは記憶領域を128ビットのアドレスで管理します。
RAID-Zというストレージプールを作成します。
これは複数の記憶装置を統合し一つのストレージプールとして使用します。
その他の特徴として、
OSを稼働した状態で記憶装置の取り付け、取り外しが可能です。
記憶装置を追加した時は、
記憶容量が増加する状態になります。
また、データのスナップショットを小さな容量で
高速に作ることができます。
障害などで内容が破損した時には
ロールバックを行うことも簡単にできるようになっています。
ZFS独自のRAID構成を組むことができます。
デメリットとしては、
・ZFSは運用が難しい。
・ZFS用のスキルが要求される。
ということがあります。
ですが、メリットは数多くあります。
ZFSを使った案件なども今後発生することもあるので、
興味のある方は調べてみても良いでしょう。
以上、ZFSの概要の解説でした。
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