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モテない男のわけは?「一万年変化しない価値観」

2021年5月13日

モテる男とモテない男がいるのはなぜなのかおしえて下さい。

 

こういった質問にお答えします。

 

こんにちは、ユキトモです。

今回はアラン・S・ミラー著「進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観」を解説していきます。

モテる男とモテない男の違いを進化心理学を通して説明して行きます。

男と女では相手に求めているものが微妙に違うことは何となく分かりますよね?

例えば女は男にお金や地位、筋肉、高身長、誠実さ強さを求めていることが多いですよね。

 

これはずっと昔原始時代からほとんど変わっていません。

なぜなら人間の脳は1万年ほど前の一夫多妻制のころからほとんど進化していないからです。

だから魅力的な男性像もそこまで大きく変化していません。

 

つまり1万年以上前からずっと女は「強い男」が好きなんですね。

でもなぜ、女は男に強さを求めるのでしょうか?

それは男に自分と子供を守ってもらう必要があったからです。

 

1万年以上前、女性は猛獣や防寒から自分と子供守ってもらう必要がありました。

そのために強い男が必要でした。

弱い男では自分も子供の死ぬ確率があります。

 

つまり男は強くなければモテないということです。

それでは具体的に女が男のどこを見て好きになるのかを解説していきます。

結論

・高身長で筋肉ムキムキの男はモテる

・誠実な男はモテる

・目立つ男はモテる

・イケメンはモテる

・お金と地位がある男はモテる

・彼女や妻の色男はモテる

では、一つ一つ見て行きましょう。

 

Step1 高身長で筋肉ムキムキの男はモテる

女が男に求める物の1つ目は「高身長でムキムキの男」です。

ではなぜ、女の人は高身長の男が好きなのでしょうか?

1万年前の世界は一夫多妻制でした。

 

つまり1人と男性が多くの女性を妻にすることが出来ました。

そしてその世界では男はたくさんの女をどくせんするために競争をしていました。

現代では男たちはスポーツや仕事、学歴、収入、地位などで競争をしています。

 

ですが、原始時代ではシンプルにどっちの男がケンカで強いかですべてが決まっていました。

そして男たちの女を独占するために争った結果、「高身長」で「体の大きい男」が勝ったということです。

そしてそれは女にもとても都合が良かったのです。

 

なぜなら、女には暴漢や猛獣から自分と子供を守ってもらう必要があったからです。

現代でも一人暮らしの女性は危険だと言われますよね。

マンションもオートロックもセコムも法律もなかった1万年前の時代は女性が1人でいるのは危険すぎました。

 

そのため女性は強い男性に守ってもらう必要があったわけです。

逆にもし弱い男を選んでしまうと自分も子供も死ぬ確率が高くなるわけです。

であれば、自分と子供の代わりに身をささげて暴漢や猛獣と戦ってくれるような強い男が必要でした。

 

そういった理由で高身長で筋肉のある強い男性が好まれるわけです。

逆に女は男に可愛さとか子供っぽさなんてそれほど求めていません。

ですが、可愛い男の子結構モテているように思えますよね?

 

もちろん、そういった男性が好きな女性もいるかも知れません。

ですが、子供にしか見えていないはずです。

繰り返しますが、もし弱い男を選んでしまうと自分も子供の死ぬ確率が高まります。

 

それでは自分の遺伝子を残すことができません。

だから世の中の男性は強くなることが重要です。

変な男から女を守れるようになることです。

 

筋トレしてムキムキになることです。

まとめると女が「高身長で筋肉ムキムキの男」が好きなのは男が強くないと自分と子どもを守れないからです。

 

Step2 誠実な男はモテる

女が男に求めるもの2つ目は「誠実さ」です。

女は誠実な男が好きってよく言われますよね?

なぜなのでしょうか?

 

誠実な男でなければ仕事や狩りで手に入れたお金を自分と子供に与えてくれないからです。

誠実でなければ自分と子供をほったらかしにして他の若い女の所へ行ってしまいます。

つまり女には誠実さがある男かどうか見極める必要があるわけです。

 

そこで男は自分の誠実さをアピールするためにプレゼントを渡すことにしました。

宝石や花束です。

そういえば何で女の人って花束が好きなのでしょうか?

 

あんなの食べられないし何の使い道もないですよね?

花束や宝石には使い道がありません。

もしあるとしたら、あなたを喜ばせたかったということだけです。

 

つまり100%あなたのためにお金を使えるということは「誠実」であると言えます。

だから女性は花束がうれしいのです。

逆に「ブランドのバッグ」をプレゼントされたとします。

 

ブランドのバッグには物を入れるという機能がありますし、おしゃれです。

ということはブランドのバッグは他の女性にあげても喜ばれます。

ですが、花束には使い道がありません。

 

枯れるし、断られた場合に他の誰かにあげることもできません。

100%好きな女性を喜ばせるため以外に花束を買う理由がありません。

だから誠実さを見せるには花束と宝石がいいわけです。

 

実際に使い道のない高い値段の贈り物が求愛をスムーズにすることが最近の分析で確認されています。

他に使い道がないからこそ、誠実さが100%相手に届きます。

逆に好きでもない相手であれば女性は花束をもらうよりブランドのバッグをもらった方が喜びます。

 

だからキャバ嬢やアイドルにプレゼントするなら花束よりブランドのバッグや保湿クリームとかの方が喜びます。

 

Step3 目立つ男がモテる

女が男に求めるもの3つ目は「目立つ男」です。

男は女に若さと美しさを求めているので若い女は何もしなくても男から告白されて性行為ができます。

そして遺伝子を子世代に残すことができます。

 

女が自分の遺伝子を残すのは簡単です。

ですが、男は違います。

男は基本的に競争に勝って女を手に入れなければなりません。

 

なぜなら一夫多妻制の世界では勝ったオスがメスを総取りするからです。

つまり日本で言うとZOZOの前澤さんとか手越祐也さんみたいな優秀な男だけが女性を総取りしていくイメージです。

その他の勝てなかった男はモテない男は基本的に競争に敗れて死ぬか生きてはいるけど性行為はできません。

 

ではそんな絶望的なモテない男はどうするのかというと、なんとか目立とうとします。

目立って女に見つけてもらおうとします。

 

具体的にどうするのかと言うと、

例えばお笑い芸人になろうとしたり、東大に入ったり、ミュージシャンを目指したり、ヤクザ、ヤンキー、芸術家、企業家になろうとします。

ちなみに男が必要以上にお金を稼ぐのは目立たないといけないからです。

 

モテない男は目立って女性に見つけてもらうために必死で何かをやり始めます。

そして凄まじい芸術作品を作ったりビジネスで大成功を収めたり大きな犯罪組織を作り上げたり、歴史に名を残すような功績、犯罪、名誉を手に入れます。

つまり男は目立つために死ぬ気でがんばり才能を開花させます。

 

実際に世界的な芸術家はピカソ、ゴッホ、モネ、フェルメールなど男ばかりです。

ですが、目立つために犯罪までするんですね。

犯罪だとしても目立てれば女が寄ってくる可能性があるからですね。

 

目立たなければモテることはありません。

実際に学校の不良には必ず彼女がいたのではないでしょうか?

どんな方法であれ目立つようになると女性に気づいてもらえます。

 

そうすると女性と性行為をして遺伝子を残せるというわけです。

なので男は今日もなんとか目立とうと必死なわけなんですね。

もちろん目立つ方法が東大に入ることなのかヤンキーなのか音楽を始めることなのかは人それぞれです。

 

そういう意味でいうと若い男はモテない方が凄まじい才能を開花させることができるでしょう。

どんな結果にしても目立つ男がモテます。

目立たない男はモテません。

それだけですね。

 

Step4 イケメンはモテる

女が男に求めるもの4つ目は「イケメン」です。

言い換えると「美しさ」です。

これは男性が女性に求める物と変わりません。

 

なぜ、イケメンがモテるのかというと、イケメンは病気知らずの健康体である証明になるからです。

病気になると何かしら美しさが損なわれます。

肌や髪にハリがなくなったりします。

 

そういったわけでイケメンがモテていたのです。

ですが、イケメンは多くの女性と遊べるので、自分と子供を一途になって愛してくれる可能性が低くなります。

すぐに別の若い女性の元へ行ってしまう可能性が高いです。

 

だからイケメンは夫に選ばれにくいんです。

遊ぶ男としてはイケメンは最適ですが、夫としてはイケメンではない方がいいです。

なぜならイケメンではない方が、自分と子供を一途になって愛してくれるからです。

 

とはいえイケメンであれば女からはモテます。

それは間違いありません。

 

Step5 お金と地位がある男はモテる

女が男に求めるもの5つ目は「地位とお金」です。

女が地位の高いお金持ちを好むのはそうすれば自分も子供の安定して生きて行けるからです。

繰り返しますが、もてない男はぼーっとしていてもモテません。

 

目立つために死に物狂いで芸術、仕事、スポーツ、勉強をがんばって高い地位とお金を手に入れようとします。

そうすれば女にモテるし、たくさんのお金を妻と子供に分け与えることもできます。

一方女は仕事を頑張らなくても、男にモテるので、性行為ができるし自分の遺伝子を残すこともできます。

 

しかも女が仕事で地位とお金を手に入れたところで男にモテるわけではありません。

さらに女は母親として子供に父と温もりを与えることができます。

男は乳が出ないからです。

 

つまり女性は遺伝子を残すために「わざわざ仕事や狩りをがんばりすぎて命のリスクを冒す必要がない」んですね。

危険な行動をとってもし自分が死ねば子供も死んでしまいます。

ということは女にとって仕事よりも子供の世話が最優先になります。

 

ですが、お金がなければ自分も子供も安定して暮らしていけません。

そこでお金持ちの男が必要なわけです。

だから女はお金を稼げる男が好きなんです。

 

ちなみにもちろん女性も素晴らしい起業家や芸術家はたくさんいます。

ただ割合で言うとは圧倒的に男の方が多いというだけです。

モテたければまずはお金を稼ぐことです。

話はそこから始まります。

 

Step6 彼女のいる男がモテる

女が男に求めるもの6つ目は「モテている男」です。

今まで説明してきた「お金が稼げて」「地位が高くて」「誠実な男」を女が見分けるのが大変です。

身長や顔はすぐに確認できますが、誠実さはすぐには分かりません。

 

おでこに預金額が書いてあるわけでもありません。

口でどれだけ「誠実です」と言ったところで信用してもらえません。

なので女は細部まで男をチェックします。

 

この男が「地位」が高くて「お金」があって「誠実」でおまけに「繁殖力」があるかどうかをチェックします。

そこでわかりやすい指標になるのが「結婚している男」もしくは「彼女持ちの男」です。

 

なぜならすでに他のおんなが男の「お金を稼ぐ能力」や「誠実さ」のチェックを済ませているはずだからです。

他の女が付き合っているのであれば、この男は私と子供を支えるだけのお金を稼ぐ能力があるし、変な男ではないのだということがわかります。

 

妻や彼女がいるということはその男性が一度女性から墨付きを得たという証明なんです。

つまりモテそうな感じの男はモテます。

モテなさそうな感じの男はモテません。

 

Step7 男は女の肉体的な浮気に怒り、女は男の精神的な浮気に怒る

7つ目は「浮気」ついて説明します。

相手に浮気されたら誰だって怒りますよね。

男と女では怒っている理由が違うことをご存知でしょうか?

男は女の肉体的な浮気に怒り、女は男の精神的な浮気に怒ります。

男は女の肉体的な浮気に怒るのはもし女が別の男と性行為をしていたら、自分の子供を妊娠する確率が下がるからです。

 

コンドームをつけていようがピルを飲んでようが別の男と浮気したということは自分の子供が産まれる確率が下がってしまいます。

これは男にとって死活問題です。

 

なぜなら、生物は自分の遺伝子を残したいからです。

だから男は女が浮気をしたら怒るし別れるし離婚します。

逆に女は男の「精神的」な浮気に起こります。

 

女からしたら子供は100%自分の子供です。

だから体で何をしていようと「男の気持ち」さえ自分に向いていれば女は安心します。

ですが、男の気持ちがもし自分から離れて他の女に入ってしまったら男はもう稼いできたお金を自分と子供に与えてくれなくなります。

 

すると女は自分と子供の命、2つを危険にさらすことになります。

これほどの危険な状態はありません。

なので、同じ浮気でも男は女の肉体的な浮気に怒り、女は男の精神的な浮気に怒ります。

 

ここが男と女が一生分かり合えない大きな溝になっているわけです。

 

Step8 愛は父より母の方が強い

最後は「男女の子供への愛情の違い」という話です。

実は子供への愛は父よりも母の方が強いということが分かっています。

確かにそんな気がしますよね。

 

なぜでしょうか?

自分がお腹を痛めて産んだからでしょうか?

当たってますが、正確には母親の方が愛が強い理由は、母親の子どもは100%自分の子供だからです。

 

逆に父親は100%自分のこどもであるという保証がありません。

他の男と浮気している可能性があります。

100%自分の子どもであるためには女が他の男と接触することがないように、1年間24時間一緒に行動しなければなりません。

 

ですがそうすることは通常できません。

男には仕事という名の狩りがあるからです。

その間に女に浮気されている可能性があります。

 

つまり父親は99.9%自分の子供だと思うことしかできません。

一方母親は100%自分の子供だと思うことができます。

この0.1%の違いが母と父の愛情の違いなんです。

 

ですから進化心理学的には男は女ほど自分の子供を愛することはできません。

もちろんすごく自分の子供を愛している父親もいます。

全員が全員に当てはまる話ではありません。

 

まとめ

・高身長で筋肉ムキムキの男はモテる

・誠実な男はモテる

・目立つ男はモテる

・イケメンはモテる

・お金と地位がある男はモテる

・彼女や妻の色男はモテる

 

女性がどういう男性を求めているのかなんとなく分かるようになりましたでしょうか?

男は目立つために頑張らないと駄目です。

男は何かに努力して一旗あげることです。

 

原始時代なら腕っ節の強さですべて決まっていました。

現代はだいぶマシな時代だと言えるでしょう。

それと女性には花束がいいんです。

 

本当に好きな女性には花束を渡すことです。

 

今日はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上です。

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