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やりたいことはやっていこう「自分の中に毒を持て」

2021年5月18日

平凡な生活を送っていて最近、このままでいいのかわからなくなっています。どうすればいいのかおしえて下さい。

 

こういった質問にお答えします。

 

こんにちは、ユキトモです。

今回は岡本太郎氏著「自分の中に毒を持て」を解説していきます。

岡本太郎氏は「太陽の塔」を作った人です。

彼の作品は当時日本でバッシングを受けました。

 

ですが今では大阪のシンボルになっています。

確かによく理解できない作品かも知れません。

ですが一度見たら忘れられない作品です。

 

でもなんであんなに分かりづらい作品を作ったのでしょうか?

それは岡本太郎氏が人の目を気にせずに自分を貫くことを大切にしていたからです。

自分を貫くとは?

 

今回の内容を読むと「本当に生きるというのはどういうことなのか」のヒントが得られるでしょう。

結論

・危険だけど惹かれる道を選べ

・挑戦を下げたやつに新しい人生などない

・人生をかけてやる

・やりたいことを今すぐに行ってみる

・才能なんかどうでもいい

・純粋に生きることこそが人生の本当の生き方

・自分を未熟なんだと思って平気で生きる

・人生に妥協しない

では一つ一つ見て行きましょう。

 

Step1 辛い道を選べ

1つ目は「辛い道を選べ」です。

岡本太郎氏は「楽な生き方を選ぶ」ということは「本当に生きたことにはならない」と考えていました。

あえて辛い道を選ぶってことです。

 

死に対面することほど生を実感できることはないでしょう。

例えば事故や病気になれば命や人生の大切さを実感できますよね。

生きていると感じるためにはある意味「この先どうなるのかわからない」という危険な道を選ぶ必要があるわけです。

 

だから危険かもしれないけど惹かれる道を選ぶことが「本当に生きること」だと考えているのです。

そもそも誰もが2つの道の前に立たされています。

一方はすでに安全が約束された道。

 

そしてもう一方は何か危険を感じるけど惹かれる道です。

ここでみんな必ずと言っていいほど安全な道を選んでしまいます。

自分を押し殺して友達や親先生がお勧めする安全で間違いのない道を選びます。

 

就職活動でもそうでしょう。

多くの就活生が周りの人が評価してくれる有名で安定した企業に入ることを目指しています。

でもそれですと先生や親の人生を生きているだけで自分の人生を生きていることにはなりません。

 

そして数年後には「自分は食うためにこんな仕事をしているが本当はもっと別の生き方があったはずだ」と悔いています。

こうならない為にも「危険かもしれないけど惹かれる道」を選べと言っています。

ですがそれ難しいですよね。

 

でも考えてみて下さい。

そもそもなぜ安全な道と危険な道で迷うのでしょうか?

もしただ生活することだけを考えるのなら安全な道を選んだ方がいいに決まっています。

 

安全な道と危険な道で迷うのは本当は危険な道に行ってみたいからです。

挑戦してみたいと心が燃えているからです。

でもそれだとこの先どうなるのかわからないから怖いんですよね。

 

怖くて仕方がないから安全な道を選ぶんですよね。

岡本太郎氏はこう言っています。

「そんな自分を敵だと思って戦え。」と

 

自分と戦うとは?

自分を貫くということは必ず周囲の人間や常識、自分自身とぶつかり合わなければなりません。

つまり自分が最大の味方であり敵なのです。

 

最初に言いいました。

「死に対面することほど生を実感できることはない。」と。

最近「退屈だ」とか「何だか生きている感じがしない」と感じている人は無意識に安全な道を選んで自分を甘やかしています。

 

自分に負けて周りに流されて生きています。

だからいつまでたっても生きていることを実感できないのです。

 

Step2 挑戦を避けたやつに新しい人生などない

2つ目は「人生をかけてやってみる」です。

自分の夢に人生をかけて取り組むことこそが本当に生きるということだと岡本太郎氏は考えています。

人生をかけるです。

 

ですが実際は挑戦もしないで夢をあきめている人が多いのが現状ではないでしょうか。

「自分はダメだ」とか「自分なんてどうせ」と言って自分で自分の情熱を押さえ込んで安全な道を選ぼうとします。

ですが親の顔色をうかがって就職して安定を選んだところでそれで本当に俺は生きたという人生になるでしょうか?

 

それだとただ親の人生をなぞるだけになってしまいます。

そんな人生に責任を持てるでしょうか?

持てないですよね。

 

自分の生きる筋は誰にも渡してはなりません。

ですが失敗することもありますよね?

失敗が怖いんですよね?

失敗してあの時両親の言うことを聞いておけば良かったと悔やむこともあるかもしれません。

でも失敗を恐れてはいけません。

そもそも99%の人は成功なんてしません。

 

そう思うとますます挑戦しづらいと思いますよね。

ですが、挑戦した上での成功者と挑戦を避けたままの不成功者とでは天と地ほどの違いがあります。

挑戦した人は夢を全力で目指して失敗したから未練がありません。

 

すっきりしているものです。

ですが挑戦しなかった人はいつまでも「未練を残す」ことになります。

「もし夢を追っていたら自分の人生はどうなっていたかな」ということを一生考えながら毎日を過ごすことになります。

 

挑戦を避けた人に新しい人生などはありません。

未練の日々だけです。

 

Step3 やりたいことを今すぐにやってみる

3つ目は「やりたいことを今すぐにやってみる」です。

あなたは何か命をかけてやりたいことはありませんか?

あまりないですよね。

 

やりたいことが何かわからないという人はとても多いです。

人に相談したって意味がありません。

誰もが何かしなきゃいけないと思っているがその何かがよく分かっていないのです。

 

そんな時は何でもいいからちょっとでも情熱を感じたらやってみることです。

ちっぽけなことでもいいので「面白そうだな」と感じた方向にまっすぐ進んでいくのです。

その見当もつかないのなら本を読むのがいいです。

 

できれば人生や生き方を考えさせられるような本を読むことを岡本太郎氏はお勧めしています。

読書に疲れたらぶらぶらと歩きながらこれから何をなすべきかを自分自身に問い詰めてみることです。

それを繰り返していくのです。

 

ですが自分は何をやっても続かないなんて思っていませんか?

それでもいいのです。

三日坊主で終わってしまうんじゃないかなんて余計な心配はしなくていいんです。

 

ゲーム実況がしてみたいと感じたらやってみる

ギターを始めたいと思ったらやってみる

東大を目指したいのなら目指してみる

 

周りから見たら何であんなものに情熱をかけているんだと思われるものでも自分の情熱を持てるものが見つかると人生は楽しくなってきます。

もちろんそういうものがすぐに見つかるわけではありません。

だから途中で投げ出してもいいから色々試してみることです。

ただしその瞬間に命を懸けて挑むことです。

ゲームも仕事も遊びも全部本気だから楽しいのです。

本気っていうことは命をかけているってことです。

どうでもいいって思いながら取り組んだら全部つまらなくなります。

 

ただの遊びではダメなのです。

自分の存在や命を賭けて真剣に遊ばなければなりません。

そういうものがないのなら探し続けることです。

 

Step4 才能なんかどうでもいい

4つ目は「才能や自信はなくていい」です。

周りを気にせずに情熱を感じたことをやれと言うと「でも俺才能ないし」とか「凡人らしい」という人がいます。

好きなことができるのは才能がある人だけって思っていませんか?

自分みたいな凡人は無理って思っていませんか?

ですが、岡本太郎氏はこう言っています。

「才能がないから何もすることができない」そんなふうに言っている奴はただ才能を行動しない言い訳にしているだけです。

そもそも才能のある者だけがこの世で偉いわけではありません。

 

歌が上手い奴が歌が下手な奴より偉いわけではありません。

勉強のできる人が勉強のできない人より偉いわけでもありません。

才能のあるなしにかかわらず自分として純粋に生きることが重要です。

 

何かに没頭することこそが人生だということです。

才能がないのなら「努力で才能を凌駕してやる」と決意してみればいいのです。

「才能はないけど勉強の時間なら誰にも負けない」と決意してみればいいのです。

 

そうやって何かを決意するからエネルギーが吹き出してくるのです。

才能がないならそれでいいと思います。

頭が悪いのならそれでいいのです。

 

それが「自分だ」と思って堂々と行動していくことです。

情熱をもって何かできたかできなかったのかただそれだけです。

岡本太郎氏は精神が強いですね。

 

Step5 人の目を気にするな

5つ目は「人の目を気にするな」です。

当たり前ですが人の目を気にしていたら自分を貫くことなんてできません。

周りは「負け組」だとか「バカ」とか「変な人」と勝手に決めつけてくることもあるでしょう。

勝手に決めつけてくることもあるでしょう。

 

特に最近はSNSがあるから周りからどう思われているのか気になって仕方がない人もいるはずです。

批判されと命を絶つ人もいますよね。

だけど岡本太郎氏は

 

「他人から嫌われようがそんなことは気にせずにただ自分の信じていること正しいと思うことに脇目も振らず突き進め」

と言っています。

 

これは言われたところで実際にできる人は少ないでしょう。

それができたら苦労しないですよね。

なぜならみんな自分が可愛いからです。

 

他人から褒められたいし好かれたい拒絶されたくないと思っています。

岡本太郎氏はそんな人たちに対して

「そうやってみんな自分を大事にしすぎている。

 

この世の中で豆粒ほどのちっぽけな存在がうぬぼれたり自分を見下したり他人に合わせたりして苦しんだりしている

そもそもちっぽけな存在なんだから相手に好かれようなんて思わずに自分を貫け」と言っています。

私たちは確かにちっぽけな存在ですよね。

もし純粋に生きてそれで嫌われるのならそれで結構でしょう。

そもそも合わない人間と無理やり付き合う必要なんてありません。

 

純粋に生きることこそが人生の本当の生き方なのだと岡本太郎氏は考えているのです。

深いですよね。

こんな岡本太郎氏だからこそ「太陽の塔」を作り上げることができたのです。

 

その当時「太陽の塔」は不調だったらしいが今では大阪のシンボルになっています。

「太陽の塔」は周りの人に合わせずに自分を貫くという岡本太郎氏の魂そのものです。

もし世の中に合わせて作品を作っていたらとっくの昔に忘れ去られていたことでしょう。

 

岡本太郎氏こう言っています。

「相手に伝わらなくてもいいんだと思って純粋さを貫けば逆にその純粋さが伝わる。」

 

Step6 自分は未熟なんだと思って平気で生きる

次は「未熟でいい」です。

未熟ということはダメなことだと思っている人もいるかもしれないでしょう。

岡本太郎氏は違います。

「未熟であることは人間的であり素晴らしいことだ」と言っています。

未熟が素晴らしいとはどういうことでしょうか?

未熟だからこそ頑張れるし情熱を燃やせます。

その未熟さを埋めようと努力できるでしょう。

 

つまり未熟は悪いことではありません。

なのに世間ではみんなその未熟さを隠して完璧な人間を演じています。

頭の良いふり友達が多いふり、天才のふり、充実しているふり、そして孤独じゃないふりをする。

 

ですがこの世の中に完璧な人など存在しません。

そもそも完璧なんてことは他人が勝手にそう思っているだけです。

世の中の意味の無い目安で他人が勝手に「未熟な人だ」とか「完璧な人だ」と決めつけているだけです。

 

そんなことを気にしてどうしますか?

本当に生きるということはいつも自分は未熟なんだと思って平気で生きることなのです。

未熟で結構ってことですね。

 

Step7 人生に妥協しない

最後は「人生に妥協しない」です。

岡本太郎氏の考え方は今まで説明してきた通りです。

他人の目を気にせずに自分を貫いて危険な道をあえて選ぶ。

 

自分の意見を言い、やりたかったことをやり、情熱にかけてみる。

そうすると辛いことが多くなります。

批判されたり周りの意見と合わなくなったり仲間はずれにされることもあるでしょう。

 

それでも「人生に妥協するな」と岡本太郎氏は言っています。

それは辛いですよね。

でも本当に生きるためには闘わなければなりません。

 

実際、岡本太郎氏は小学1年生の時から嫌な先生と闘っていました。

先生の態度が我慢できなくて登校拒否して4回も転校を繰り返したこともあるそうです。

その他にも大阪万博のシンボル「太陽の塔」を作った岡本太郎氏は高さ30mの会場をはるかに超える、高さ70mの「太陽の塔」を作ることにしました。

 

もちろん建築家やスタッフには反対されましたが岡本太郎氏は一切妥協しませんでした。

結局、会場の屋根をブチ抜いて展示することになりました。

人生に妥協しない。

 

自分のやりたい事を徹底的にやる。

それは戦いである。

これが「岡本太郎」のルーツなのです。

 

まとめ

・危険だけど惹かれる道を選べ

・挑戦を下げたやつに新しい人生などない

・人生をかけてやる

・やりたいことを今すぐに行ってみる

・才能なんかどうでもいい

・純粋に生きることこそが人生の本当の生き方

・自分を未熟なんだと思って平気で生きる

・人生に妥協しない

 

すごいですよね。

なんか普通の人と違いすぎますよね。

でもとても励まされますよね。

 

周りの人は自由奔放に生きる岡本太郎氏はどこか羨ましいと感じます。

自分もこうなってみたいなと心の奥底で思うことでしょう。

ここにあることを全て真似することはできないでしょう。

 

ですがいくつか人生に取り入れてみて欲しいと思います。

 

今日はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上です。

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