今回の書籍の紹介は水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」を解説します。
「夢をかなえるゾウ」を解説
この本は成功するために必要なことをストーリー形式で説明していく読み物です。
シリーズ累計400万部突破のベストセラーです。
この本は投資とかの難しい本ではありません。
貯金を勧める本でもありません。
基礎からわかりやすく成功するための一歩を教えてくれる本です。
本の内容は
うだつの上がらないサラリーマンがゾウの神様と出会いその神様から成功するための助言をもらうという内容です。
この本を読めば自分の見過ごしてきた大切なことに気づくことになると思います。
今回はこの本の成功法則をまとめて解説していきます。
Step1 「靴を磨け」
まず最初に「靴を磨け」です。
「靴を磨け」って成功と全く関係ない話ですよね？
いいえ、それが関係あります。
靴やスーツっていうのはサラリーマンで言うと商売道具ですよね。
靴やスーツが汚い人から商品を買いたいと思いますか？
仕事の管理がずさんそうなので買わないですよね。
ちなみに元メジャーリーガーのイチローは試合後にロッカーでクラブを磨いていたそうです。
それくらい自分の商売道具は大切ってことです。
もちろん商売道具は人によって変わりますよね。
登山家ならリュックや靴
美容師ならエアスタイル
サラリーマンなら靴
作家ならキーボードやペン・椅子
というように。
どんな人でも靴はみられるから靴だけは綺麗にしておくことが重要だと言ってます。
カカトを踏み潰したぼろぼろのスニーカーなんてもってのほかです。
Step2 「トイレ掃除」
2つ目は「トイレ掃除」です。
「トイレ掃除」は汚いし、臭いし、誰でもイヤですよね。
好きな人はそんなにいないでしょう。
ですが、トイレ掃除は仕事の大切なことを教えてくれます。
誰もやりたがらないことを率先してやるからこそ人から喜ばれるし価値が生まれるということです。
一流の飲食店や服屋さん、大富豪のに共通しているのがトイレが異常なほど綺麗だということです。
逆にトイレが汚いお店は必ず廃れます。
何故か？
トイレを綺麗にすると意識が変わり汚れているのが気になって仕方なくなります。
まずは意識を変えるためにあなたはも今日からトイレ掃除をやってみて下さい。
トイレを綺麗にすればいろいろなことに気づかされます。
Step3「食事を腹8分目に抑える」
3つ目は「食事は腹8分目に抑える」です。
お腹いっぱいに食べることだけが人生の喜びと感じている方もいらっしゃるかも知れません。
それはよくありません。
食べ過ぎると病気になります。
釈迦は「食べ過ぎると病を引き起こす」という言葉を残しています。
これは科学的にも証明されている事実です。
健康に1番良いのは何を食べるかよりも、いかに腹8分目で抑えるかが重要です。
お腹いっぱい食べると眠いし、動けなくなるし何も考えられなくなりますよね？
お腹いっぱいの状態で戦う格闘家がいないのと同じように満腹になると人間は戦えなくなります。
Step4 「コンビニでお釣りを募金する」
4つ目は「コンビニでお釣りを募金する」です。
募金って？
お釣りが1円の時は募金したことあるって方もいらっしゃるのではないでしょうか？
できれば収入の1割を募金することをオススメします。
例えば、石油王で億万長者のジョン・ロックフェラーは貧乏な時から収入の1割を欠かさず慈善団体に寄付していたそうです。
収入の1割を寄付するということはビジネスや芸術のありとあらゆる分野の優秀な人が行っていることなんです。
ちなみに成功者の多いユダヤの書物に「収入の10%を分け与えよ」と書かれています。
30万の月収だったら3万円ですね。
でもなぜ寄付することでお金持ちになれるのでしょうか？
お金は人を喜ばせたり幸せにした分だけもらうことができるものです。
お金を稼ぐには
「人を喜ばせたい」という
気持ちが大きいことが重要なんです。
あなたが稼げば稼ぐほど仕事でも寄付でも多くの人を喜ばせることができます。
なので、みんなのためにも稼ぐしかないでしょう。
10%は大きいですよね？
10%でなくてもコンビニで試しに100円くらいから募金してみると良いでしょう。
いい気分になれるはずです。
やってみればわかるでしょう。
Step5 「まっすぐ帰宅する」
5つ目は「まっすぐ帰宅する」です。
何故でしょう？
残業したほうがお金を稼ぐことができると考えてませんか？
残業でお金持ちになれると思ってますか？
無理ですよね。
成功したければまずは成功のタネをまく時間を作ることが必要です。
あなたは日ごろどういう1日を過ごしていますか？
会社行って、残業して夕食食べてテレビ観て、TVゲームしてSNSして寝るという生活をしているとしましょう。
まずはそこから何かを減らさないと新しいものは何も入りません。
何かを手に入れるためにはその代償を払う必要があるってことです。
あとその日にやるべきことがあるのに同僚からの飲みの誘いに付き合ったり、遊びに入ってはいけません。
別に今のまま楽しく生きて行けばいいって考えてる人はそれでもいいですが。
ですが成功したいと思っているのにまだ成功できていないのならそんな無駄な時間を使ってはいけません。
空いた時間で何をすればいいのでしょうか？
好きな副業やまたは転職活動でも始めるとかでいいのではないでしょうか。
その収入を千円、2千円、一万円、10万円と増やしていきます。
そのためにも、成功のタネをまくために無駄な時間を捨ててみることが重要です。
捨てる物を決められたでしょうか？
Step6 「環境を変える」
6つ目は「環境を変える」です。
人生を本気で変えたいのであれば「意思」ではなく「環境」を変えるしかありません。
どうせこのままだと次の日はこの内容を忘れて無駄な時間を過ごしていることでしょう。
ほとんどの人がそうです。
だから、環境を変えるんです。
家に帰ったらテレビを捨てることです。
テレビゲームを売ってツイッターを止める。
自分の変えるのではなく、環境を変えるんです。
時間を作り出したければ早起きするのではなく会社の近くに引っ越しをすることです。
Step7 「他人の長所を盗む」
7つ目は「他人の長所を盗む」です。
ダンスでも音楽でも絵でも先輩の仕事のやり方でも何でもいいので、まずはマネしてみるってことです。
ただパクるだけではだめです。
盗んだものを使ってより良いものを作ることが重要です。
改良版を作るんです。
盗むことに罪悪感を持つ人も多いと思いますが、新しいアイディアとはすでにあるアイディアの組み合わせでしかありません。
スティーブ・ジョブズもマネしているし、作曲家のモーツァルトは「真似」の天才とも言われていました。
モーツァルトの残した名曲の中には先輩の作品から良い部分だけを借用したいわゆる「パクリ」の作品が数多くあります。
でも、モーツァルトの作品が今も残っているのはパクったモーツァルトの作品の方が「原曲より優れていた」からです。
ピカソの言葉にこういったものがあります。「人は模倣し天才は盗む」と
ちなみにこの「夢をかなえるゾウ」という本もいろんな成功本をたくさん引用しています。
今のまま特に何もなく人生の幕を閉じるのかアイディアを盗んでひと花咲かせるかそれはあなた次第です。
Step8 「自分が一番得意なことを人に聞く」
8つ目は「自分が一番得意なことを人に聞く」です。
自分の魅力というのは案外自分ではわからないことが多いです。
でも、友達はあなたの長所に気づいていることがあります。
おせっかいだからわざわざ、言っては来ません。
あなたも友達の良いところはよく気づきませんか？
一度、仲の良い友達に「自分の長所「は何かを聞いてみるといいでしょう。
多分、自分が思っていなかった長所が分かるでしょう。
もしかしたら自分が嫌いな部分が長所だと言われることもあるかも知れません。
ですが仕事が価値を生んでいるかどうかはお客さんが決めることですよね。
ということは他人が良いと思っている部分の方が価値があるでしょう。
Step9 「運が良い」と思いこむ
9つ目は「運が良い」と思いこむことです。
運の量はみんなほとんど一緒です。
運が悪いと思う日は全てを運の悪さのせいにして行動することをあきらめしまいます。
運が悪いから何をやってもダメだと思いこみ行動すらやめてしまいます。
逆に運がいいと思う人はたとえ会社の面接に落選したとしても自分は運がいいから今回の経験を次に活かせるだろうとか
この会社にはもしかしたら入るべきではなかったのかもとプラスに考えて行動を続けることができます。
その結果が運がいいと思いこんだ人が本当に運が良くなるということです。
まずは「運が良い」と声に出して言ってみることです。
バカバカしく見えますが、効果はあります。
全ての出来事にはプラスとマイナスがあります。
常にプラスを見るようにします。
そうすれば困難な場面でも笑っていられます。
Step10 「やりたい仕事を探し続ける」
最後は「やりたい仕事を探し続ける」です。
あなたは嫌いな仕事をしていませんか？
好きなことが見つからなくて、好きでもない仕事をやっていませんか？
取り合えず、気になった仕事があれば何でもやってみればいいでしょう。
実際にそういう人が成功しています。
でも見つからなかったらどうすればいいのでしょうか？
更に探し続けることです。
色々な仕事をやってみないとその仕事が好きか嫌いかはわかりませんよね？
例えば、あなたはどんな味のラーメンが好きですか？
仮に味噌だとしましょう。
それは醤油や豚骨や塩の味を食べたから「味噌」が好きだとわかったんですよね。
そんな感じで今の仕事が好きだとわかるためには嫌いなこともやってみたほうがいいでしょう。
嫌いなラーメンが出てきたら我慢して食べればそれでいいですよね。
ですが、仕事は人生で一番長い時間を占めることですので、「仕事選び」はとても重要です。
そのためにも机の上で考えるのではなく仮説を立てて実際にやってみることです。
人はやらない理由を作り出すことばかり考えてます。
時間がないとか面倒くさいとか意味がないとか言ってやりません。
10年もすると「もう年だから」っていう使い勝手の良い言い訳を言い始めます。
ではいつやるのがいいのでしょうか？
今日です。
この記事を読み終わったらすぐに行動することです。
じゃないとあなたの準備は一生、できないでしょう。
ずっと無理だったことはこれかもずっと無理なんです。
変わりたいのなら今新しい一歩を踏み出さなければなりません。
だまされたと思って一度行動すること
以上のことをまとめると
1．「靴を磨げ」
2．「トイレ掃除」
3．「食事を腹８分目に抑える」
4．「募金する」
5．「まっすぐ帰宅」
6．「環境を変える」
7．「他人から盗め」
8．「自分が一番得意なことを聞く」
9．「運がいいと思い込む」
10．「行動せよ」
この「夢をかなえるゾウ」という本はは世の中のいろんな成功本を引用して作られた本です。
なので、どれも重要な事ばかりです。
騙されたと思って一度試して見るといいです。
あなたの成功を祈ってます。