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糖質は取り過ぎるな!「眠れなくなるほど面白い 糖質の話

2021年5月7日

糖質の話

甘いものが好きでついつい食べてしまいます。取り過ぎはダメなのは分かっているのですが、どうすればいいのかおしえて下さい。

 

こういった質問にお答えします。

 

こんにちは、ユキトモです。

今回は糖質の話を解説していきます。

あなたは甘いものが好きですか?

私は大好きです。

オレンジジュース、ポテトチップス、ケーキ、チョコレート、ラーメン、ピザ、パスタ、お米、うどん、菓子パンなどなど。

ほとんどの人がこういった糖質は大好きなのではないでしょうか。

糖質は体や脳のエネルギーになる反面、取り過ぎると糖尿病、肥満、早死の原因になるとても怖いものです。

そういった私たちの身の回りに多く存在する糖質の話を解説していきます。

この記事を読んで糖質とうまく付き合いながら人生を楽しく歩むことができるようになることでしょう。

参考文献:牧田善二著「眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話」

結論

・太るのは糖質の摂りすぎ

・フルーツでも太る

・糖質はほんの少しだけで良い

・糖質は中毒性がある

・糖質を食べた後は血糖値が乱髙下するので眠く、だるくなりやすい

・糖質を取りすぎると早死にする

・白い炭水化物に気を付けろ

・少し糖質を食べるくらいなら大丈夫

では、一つひとつ見て行きましょう。

 

Step1 太るのは糖質の摂りすぎ

1つ目は「太るのは糖質の摂りすぎ」です。

お米やパンなどの糖質を食べると私たちの体の中で糖質はブドウ糖に変化します。

そしてブドウ糖と酵素を反応させてエネルギーを作り出しています。

糖質は体を働かせるガソリンのようなものなんです。

 

では、たくさん糖質を取った方がよさそうに見えますよね?

この糖質はちょっとやっかいな物質です。

 

糖質を大量に摂るとエネルギーとして使われなかったブドウ糖が余ってしまいます。

そうするとブドウ糖はグリコーゲンというエネルギーのかたまりに変えられます。

 

そして肝臓や筋肉に保管されて行きます。

もし肝臓や筋肉に保管できないほどブドウ糖が余ってしまうと次は脂肪として体内に溜め込もうとします。

これが糖質で太ってしまう仕組みです。

 

なので、果物を摂っただけでも太ります。

フルーツジュースは多くの果物を絞って作られた飲み物です。

ですから糖質たっぷりですごく太りやすい飲み物です。

 

ライザップなどの食事制限でも果物は全て禁止されています。

だからもし痩せたい場合は運動するよりも糖質を減らすべきです。

太る原因は炭水化物を食べ過ぎているからです。

それ以外の理由はありません。

 

Step2 糖質は食べなくても良い

2つ目は「糖質を食べなくても健康的に生きていける」です

糖質を制限すると餓死すると思う人もいるかも知れませんがそうでもありません。

糖質を制限した場合、体内のブドウ糖が不足しいつか使うために保存しておいたグリコーゲンというエネルギーのかたまりをブドウ糖に戻してエネルギーとして使い始めます。

それを使い終えると次は脂肪を燃やしてエネルギーとして使い始めます。

お腹周りについて脂肪をエネルギーに変え始めるわけです。

なので当然糖質を制限すると痩せていきます。

糖質制限をすると痩せるのは口から入ってきた糖質ではなく脂肪をエネルギーに変えていくからです。

 

ですが、あまりにも極端に糖質制限をしすぎると脂肪がなくなりすぎて疲れやすくなったり、寒く感じたりすることあるかもしれません。

なので完全に糖質を制限しすぎるのもあまり良くありません。

もし糖質を制限するならその分タンパク質や脂質をしっかりと取ることです。

エネルギー不足になってしまします。

ですので、大盛りのお茶碗の白米は糖質の取り過ぎになりますので注意しましょう。

 

私たちの先祖は狩猟採集生活を1万2000千年という長さに渡って続けてきました。

今よりずっと厳しい環境で暮らしていました。

自然界にパン、ケーキ、お米なんてありませんよね?

実際、縄文時代は肉、魚、山菜、海藻、木の実などを食べて暮らしていました。

木の実から得られる糖質はほんの少しです。

ですので、糖質は少しでいいんですね。

 

その代わり魚や肉などの資質をしっかりと摂っていれば何の問題もありません。

でも、糖質を取らないことで頭の回転が悪くなったりとかしないのかと思いませんか?

それはありません。

 

むしろ糖質を取り過ぎる方が頭の働きが悪くなる可能性が高いでしょう。

お弁当や給食を食べた後の授業は眠気で集中できないことが多いと思いませんか?

あれほどたっぷりとお米を食べたのに眠くて集中できないはずです。

何故なのかは次の項目で解説します。

 

Step3 糖質は中毒性がある

3つ目は「糖質は中毒性がある」です。

まるでドラッグように中毒性があります。

これが糖質をエネルギー源にするのが面倒な理由です。

オレンジジュース、ポテトチップス、ケーキ、チョコレート、ラーメン、ピザ、パスタ、お米、うどん、菓子パンなどこれらの食べ物を我慢できるでしょうか?

できませんよね?

あなたが好きな食べ物、言い換えると中毒になっている食べ物はほとんど糖質です。

何故、人間は糖質が好きなのでしょうか?

理由は「ハイ」になれるからです。

糖質を摂って血糖値が上昇すると脳からドーパミンやセロトニンが放出されて幸せな気分になります。

だからお腹が空いていなくても甘いものを食べたくなってしまいます。

脳が気持ちよくなるからです。

 

よく女の人が「デザートは別腹」と言いますよね?

あれがまさにそうです。

満腹なのに脳が幸せになりたくて糖質を摂れと命令を出しています。

 

ですが、糖質と食べて幸せになれるのはほんの一瞬だけです。

急上昇した血糖値が一気に下がることで強い眠気やイライラなどの不快感におそわれます。

だから、お弁当や給食を食べた後の授業は眠気とだるさで集中できないわけです。

糖質を摂らないことで頭の働きが悪くなったりすることはないのかとありました。

確かに糖質は脳に働かせるエネルギー源になっています。

 

ですが、糖質は血糖値を乱髙下させるので食後にだるさや眠気がやってきます。

つまり最高の気分になった後に反動で最悪な気分になります。

糖質は軽い薬物なんですね。

中毒性が強すぎます。

実際に科学情報誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された論文があります。

糖質はコカインと同じレベルの依存性があると言われています。

 

Step4 糖質を取りすぎると早死にする

4つ目は「糖質を取りすぎると早死にする」です。

どんなものでも取り過ぎれば体には悪いですよね。

糖質を悪者扱いしすぎと思いますよね。

 

ですが、2017年に医学雑誌「ランセット」が炭水化物の取り過ぎによるリスクを発表しました。

この研究では世界18ヶ国の合計13万5000人を対象に10年間をかけて食生活と生活習慣病の関係を調査しました。

その結果、タンパク質や脂質をたくさん撮っている人たちは死亡率が低くく、そして、炭水化物をたくさんとっている人は死亡率が高かったという結果でした。

 

要するに、長く健康に生きるためには「脂質」と「タンパク質」をしっかり取って「炭水化物」を減らす方がいいということです。

その他にも36年間に渡って日本各地の長寿者を訪ね歩き調査した近藤正二氏は著書の中で「ご飯をたくさん食べている人ほど短命である」と言っています。

データで証明されているんですね。

 

そして糖尿病の患者数も日本だけでなく世界中で年々増加してきています。

それにも関わらず今も甘いものを求めて人々は列を作っているわけです。

フルーツジュースは繰り返しますがダメです。

果汁100%のフルーツジュースが原因で糖尿病のリスクが高まることも研究の結果で分かって来ています。

 

Step5 白い炭水化物に気を付けろ

最後は「白い炭水化物に気を付けろ」です。

炭水化物の食べ過ぎは良くありませんが、少し食べるくらいならもちろん大丈夫です。

血糖値を上げすぎない範囲でなら問題ありません。

 

ですが、運動するなら食べた方がいいです。

そこでまだマシな炭水化物いわゆる糖質を説明します。

白い炭水化物は危険です。

例えばうどん、白砂糖、食パン、白米などの白い食べ物は血糖値を上げやすいんです。

では、プリントかチョコレートとかは大丈夫なのでしょうか?

ダメです。

白砂糖がたっぷりと使われているからもってのほかです。

 

玄米みたいに黒っぽい食べ物はミネラル、食物繊維、ビタミンが豊富に含まれています。

もし糖質を食べるのならこういった食べ物から取るべきです。

 

ですが、あくまでもお米よりも魚や肉をたくさん食べた方がいいでしょう。

最近、糖質ゼロで人工甘味料を使った食品もありますよね?

あれはどうなのでしょうか。

人工甘味料も血糖値が上がりますので良くありません。

それに人工甘味料を摂ることで腸内細菌が悪くなるというデータもあります。

基本的に人間が加工した食べ物はあまり食べない方がいいでしょう。

精米されたお米、人工甘味料、ハム、ソーセージ、パンなど人工的な食べ物は全て体に悪影響です。

特にハムやソーセージの発がん性はすさまじいものがあります。

 

まとめ

・太るのは糖質の摂りすぎ

・フルーツでも太る

・糖質はほんの少しだけで良い

・糖質は中毒性がある

・糖質を食べた後は血糖値が乱髙下するので眠く、だるくなりやすい

・糖質を取りすぎると早死にする

・白い炭水化物に気を付けろ

・少し糖質を食べるくらいなら大丈夫

 

誤解して欲しくありませんが、血糖値を上げすぎない範囲で糖質をほんの少し食べるくらいなら問題はありません。

むしろ運動する人はたくさん取らないと疲れやすくなるでしょう。

 

ですが、ピザもアイスクリームの食べたいですよね。

若いころはたくさん食べても大丈夫だと思います。

外食するとほとんど糖質がたっぷりと含まれていますよね。

デートしている時に「クレープを食べよう」と誘われることもあるでしょう。

だから若いころはまだ大丈夫でしょう。

 

ですが、大人になったら今回の話を思い出して糖質を減らした方がいいでしょう。

 

といろいろと説明してきましたが、最後はご自身で決めて下さい。

繰り返しますが、自分の人生は自分で決めることです。

糖尿病になってから気づくこともあるでしょう。

それもまた人生だと思います。

 

糖尿病になる前に健康には気を付けて過ごして下さい。

 

今日はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上です。

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