LIFE

「ゼロで死ね DIE WITH ZERO」お金は経験に使うべき

2023年5月5日

 

お金は経験に使えとはどういうことかおしえて下さい。

 

こういった質問にお答えします。

 

こんにちは、ユキトモです。

今回は会社の社長でありながら投資家として成功を収めているビルパーキンさん著「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる 究極のルール」を解説していきます。
 

結論を先に言います。

・今しかできないことにお金を使う。
 
・お金の価値は加齢とともに低下する。
 
・人生とは経験の合計である。
 
・今のままだと私たちは死ぬまでお金を貯め続ける。
 
・自分の寿命を予測する。
 
・死ぬまでにいくら必要なのか 計算する。
 
・健康がお金より重要。
 
・人生最大の後悔は自分に忠実に生きれなかったこと。
 
・45歳くらいを目処に資産を取り崩し 始める。
 

では一つ一つ説明して行きます。
 

 

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

「DIE WITH ZERO」ってどういう意味でしょうか?
 

それはゼロで死ねっていうことです。
 

このゼロというのはお金のことです。
 

つまり全財産を使い切って死のうということです。
 

いきなりですがあなたはなぜお金を貯めているのでしょうか?
 

なぜってお金を貯めるのは将来のためですよね。
 

将来何が起こるかわからないからお金を貯めているんですよね。
 

そのために節約生活をしているんですよね。
 

映画はレンタルできるまで待っていたりして、旅行とか行っている余裕なんてないのではないでしょうか。
 

その考え方だとあなたが一番お金持ちになるのはおそらく死ぬ時でしょう。
 

実際にアメリカでは70歳の時に最大の資産や貯蓄額になるというデータがあります。
 

まるでメダルゲームのようにたくさんお金をかき集めて死んでいく可能性が高いです。
 

ちょっと怖いですよね。
 

お金を稼ぐのは大切ですが貯めたお金はこの人生の制限時間内に使い切るべきです。
 

ではあなたは一体何にお金を使えば良いのでしょうか?
 

それは経験です。
 

経験にお金を使うことでしか人生は広がっていかないのです。
 

この記事を読むと悔いのない人生を送るきっかけになるはずです。
 

それでは早速解説して行きます。
 

Step1 今しかできないことにお金を使う

1つ目は今しかできないことにお金を使うです。
 

今しかできないことにお金を使う。
 

あなたはお金がかかるからやらなかった事ってないですか?
 

ありますよね。
 

例えば友達との海外旅行とかスキーとか夏フェスも行きたかったけど…
 

高いからあきらめたってことありますよね。
 

ではいつ行くつもりなのでしょうか?
 

お金が貯まってからでしょうか?
 

答えはさっさと行くことです。
 

お金がないならバイトするか親から借りることです。
 

なぜでしょうか?
 

若いころはとにかくいろんな経験をして自分に投資することが重要だからです。
 

若いころに得た経験はその後何十年も記憶として残りますよね。
 

10代で経験したこと本で読んだ知識はその後の何十年も続きます。
 

人生の生き方や考え方に大きな変化をもたらします。
 

例えば若者がライブに行けば自分もバンドやギターを始めたいと思うかもしれません。
 

若者が海外旅行に行けば日本が恵まれていることに気づいたり日本との違いを起業のアイデアにできるかもしれません。
 

物を盗まれても話のネタになりますよね。
 

こんな感じでとにかく若いうちに良い経験をするとその後の人生に大きな収穫をもたらしてくれます。
 

そして良い経験はお金がかかることが多いです。
 

でもおじいちゃんでも夏フェスに行けると思いませんか?
 

ですが、足腰とか耳が弱っていて楽しめないでしょう。
 

立ち続けるのはきっときついと思います。
 

仮に行ったところで残り10年くらいの思い出にしかなりません。
 

そもそもその歳になって、夏フェスなんて行きたいとも思わないでしょう。
 

そうですよね。
 

だから若いうちに経験にお金を使うことはとても価値のあることなんです。
 

節約していると言っても月に1万円程度でしょう。
 

そんなことをしているひまがあれば経験にお金を使うことが有意義に過ごせるでしょう。
 

Step2 お金の価値は加齢とともに低下する

次はお金の価値は加齢とともに低下するです。
 

年を取るとお金の価値も低下することをご存知でしょうか?
 

例えば、100万円は100万円と思っていませんか?
 

それは違います。
 

若者に100万円を与えたらライブに行ったり服を買ったり好きな漫画やゲーム音楽ギターを買ったり旅行に行ったりするでしょう。
 

若いうちは使い道はいくらでもあります。
 

確かにそうですよね。
 

だが60代のお年寄りに100万円を与えても使い道はそこまでありません。
 

シュプリームのTシャツも欲しくないし旅行に行くのも体力的につらいでしょう。
 

若いころはマンガやゲームが好きだったのに年を取ると体力や意欲が落ちて行動が穏やかになっていきます。
 

実際にお年寄りはディズニーランドにも風俗にも行かないしゲームもしないでしょう。
 

覚えておいて欲しいのは若いころしたいと思っていることが歳をとってからもしたいかというとそうではないということです。
 

今の気持ちはもう二度とやってこないかもしれません。
 

この想いは今だけなのです。
 

若い人だからこそお金の価値を最大限引き出すことができるんです。
 

今お金を使わなくてどうするのでしょうか?
 

Step3 人生とは経験の合計である

次は人生とは経験の合計であるです。
 

人生とは経験の合計とは何なのでしょうか?
 

あなたが誰であるかは毎日、毎週、毎月、毎年経験したものの合計によって決まります。
 

死の間際ベッドから人生を振り返った時にその合計された経験の豊かさがどれだけ充実した人生を送ったかを測るものさしになります。
 

誰もがいつかは死にます。
 

衰弱して死を迎えるとき人生の最後に残るのはお金ではなく思い出なのです。
 

実際にこの本の著者の父親は晩年肉体的にかなり衰弱していてもう旅行に行くことはできない状態になっていました。
 

そのため著者は思い出の映像がたっぷり詰まったiPadを父に渡したそうです。
 

すると父は椅子に座って画面に映し出される映像を見ながら思い出に浸っていました。
 

もう新たに経験をすることはできなくなった父にとっての喜びは過去の経験だったんです。
 

友達とよく子供のころ徹夜でモンスターハンターやったなあとか、
 

告白に失敗してラーメン食べたなぁとか、
 

ビビりながら一人旅をしたなぁとか、
 

そういったその経験はその瞬間の喜びだけではなく、
 

その後の人生で何度も何度も思い出せる記憶になるのです。
 

だからできるだけ若いころ、例えば10代で素晴らしい経験を積めばその後の人生で何度もその記憶を思い出すことができるでしょう。
 

逆に言うと経験が浅い人はただ歳をとっただけの人です。
 

Step4 私たちは死ぬまでお金を貯め続ける

次は私たちは死ぬまでお金を続くため続けるです。
 

ではあなたはいくら稼げたら満足なのでしょうか?
 

あまりそういうのは決めていないのではないでしょうか?
 

稼げるだけ稼いでお金をバンバン貯めたいと思っていないでしょうか?
 

貯金が全てと思ってないでしょうか?
 

その考え方だとそのお金稼ぎゲームは一生終わりません。
 

経験の価値を信じずに仕事だけをやり続ける人というのはお金を使うことを極端に嫌います。
 

お金を稼ぐことだけに費やした年月は二度と戻ってこないにもかかわらずにです。
 

ほとんどの場合そうやって貯めたお金を生きてる間に使い切ることはできません。
 

繰り返しますが、アメリカでは70歳の時に貯金の額が一番大きくなることがわかっています。
 

お金を続け貯め続けたまま死んだ人は思ったよりも多いんです。
 

ですが言っていることは分かるとは思いますがこの考え方を変えるのは難しいですよね。
 

お金を貯める魔力はすごいんですよね。
 

だからこの本のタイトルもある通り「DIE WITH ZERO」つまり全財産が0円になるように使い切って死ぬ必要があるわけです。
 

どこかのタイミングで意識的にお金を減らしていけと言っているんです。
 

そうでもしなければ私たちは死ぬまでお金を貯め続ける魔力から逃れ逃げられないでしょう。
 

ですがお金は経験に使いまくれっていうことではありません。
 

誤解しないで欲しいのは経験のためならどれだけお金を使ってもいいと言っているわけではありません。
 

そんなのは馬鹿げています。
 

この本では、
 

みんなあまりにも今の喜びを先送りにしてお金を貯めることにばかり夢中になりすぎています。
 


どうせお金を死ぬまでに使いきれないのであれば素晴らしい経験に少しずつ使いましょう
 

と言っているんです。
 

でも仕事が好きで、仕事が生きがいの人もいますよね。
 

もちろんいます。
 

そういう人であってもなくなる時には0円を目指すべきだと書いてあります。
 

どんな人でも仕事をしていない時間はあるわけです。
 

そういう時間にお金で素晴らしい経験を買った方がいいでしょう。
 

仕事に100%集中するために家事代行サービスやタクシーを利用してもいいでしょう。
 

Step5 寿命を予測する

次は寿命を予測するです。
 

死ぬまでに貯めたお金を使い切った方がいいことは分かったでしょうか。
 

でも人生の最後の日に向けてお金を使い切るには自分の寿命を正確に知らなければならないですよね。
 

人間はいつ死ぬのかはわからないですよね。
 

それに関しては最大まで生きると考えればいいでしょう。
 

日本だと90歳くらいです。
 

仮に100歳まで生きると計算してもいいでしょう。
 

その年齢を前提に1年あたりの使う金額を決めておくのです。
 

そうすれば死ぬ間際でお金がなくなることはありません。
 

そうすれば将来の不安もなくなるでしょう。
 

他にも身長、体重、喫煙、飲酒をしているかどうかで寿命がわかります。
 

寿命計算機を使うのもいいでしょう。
 

これは保険会社の多くのウェブサイトで無料で提供されています。
 

これを使えば今までの傾向から大体の自分の寿命が割り出されるでしょう。
 

もちろん自分が思っていたよりもずっと早死にする人もいるかもしれません。
 

あまり楽しいことではないかもしれないですが自分があとどれくらい生きるのかを真面目に考えてみることには非常に価値があります。
 


死ぬことを意識することです。
 

 

自分の寿命を知ることは藤田 田(ふじた でん)さんの「ユダヤの商法」という本の中でもおすすめされています。
 

自分の寿命を知れば物事を先送りにしている時間があまりないことにも気づけるでしょう。
 

お金をケチってやらないでいることが良くないことにも気づけるでしょう。
 

死ぬという事実から目をそらさずに人生を計画することは重要です。
 

Step6 健康は金より重い

次は健康は金より重いです。
 

健康とお金のどちらが大切なのかというと健康です。
 

もうすぐ亡くなる人を見ればそれがわかるでしょう。
 

衰弱して体を動かすこともできずチューブで栄養を取り排泄も自力ではできない。
 

プライベートジェット機があっても仮に1億円あったとしても残された人生でそのお金を使ってできることは何もありません。
 

私たちの身体も間違いなく衰えています。
 

ですが若いころはそんな感じがしません。
 

そうですよね。ピンピンしてますからね。
 

だから健康よりお金の方が大切だと思い込んで徹夜やブラック企業で無理して働いたりします。
 

そして健康を失ってはじめて後悔するのです。
 

年齢を問わず健康ほど経験を楽しむ能力に影響するものはありません。
 

健康であればたとえお金が少なくても素晴らしい経験ができます。
 

恋愛もできるしヒッチハイクで旅をすることだってできます。
 

そのため若いころから健康管理を徹底することをこの本ではおすすめしています。
 

そもそもこの本の目的は


人生を最大限楽しく生きるためにいい経験を積むこと
 

だからです。
 

そのためには健康が必要不可欠っていうわけです。
 

ちなみに体重が1kg増えると膝に11kgの負担がかかります。
 

体重が5kg増えると膝に20㎏の余分な負担がかかります。
 

そうすると時間の経過とともに膝の軟骨がすり減り痛みを感じるようになります。
 

やがて長時間歩くことができなくなります。
 

その結果運動不足になり体重が増え病気になるというわけです。
 

太るのってそんなに体に悪いことがわかると思います。
 

ほとんど自力で歩けない老人のようになります。
 

そうなると結局病気の治療や延命のために今まで働いてきたお金を使うことになります。
 

それは悲しすぎますよね。
 

だから若いころから健康に投資しておくことです。
 

食生活に気をつけ筋肉を鍛えておくことです。
 

そうすればできるだけ多くの経験も楽しむことができます。
 

健康の三箇条は

少食
糖質制限
運動

だと他の記事でも書いています。
 

それに対する本の解説記事もあるので良かったら読んでみて下さい。
 

Step7 人生最大の後悔

次は人生最大の後悔です。
 

オーストラリア人のブローニーウェアさんは介護スタッフとして数多くの患者を看取ってきた人物です。
 

そんな彼女は余命数週間の患者たちに人生で後悔していることについて聞いてみました。
 

その中で最も頻繁に耳にしたのが勇気を出してもっと自分に忠実に生きれば良かったというものでした。
 

別の言い方をすると他人が望む人生ではなく自分の心に正直に生きれば良かったということです。
 

よくあるのは好きな人に好きと伝えるとか、
 

周りを気にせずにやりたいことをやるということです。
 

私たちは周りを気にしすぎて自分に忠実に生きられていないことが多いです。
 

やりたいことは多少お金がかかってもやるべきです。
 

考えさせられますよね。
 

そして次に多かったのが働きすぎなければよかったというものです。
 

以外にも働きすぎを後悔している人は多いです。
 

逆に一生懸命子育てしたことを後悔する人はいませんでした。
 

つまり働きすぎた結果、子供やパートナーと一緒に時間を過ごせなかったことを後悔しているのです。
 

子供が小さい時にできるだけ一緒に過ごすのもその時にしかできない貴重な経験ですよね。
 

著者はこういった後悔をしないようにタイムバケットというものを作ってみることをおすすめしています。
 

タイムバケットとは?
 

これは年単位で目標見えるようにしたものです。
 

5年もしくは10年単位の目標を立てることです。
 

今20代であればこの20代で何を成し遂げたいのか何がしたいのかを決めておくことです。
 

年収1000万稼ぐでもいいし、世界一周旅行に行くでもいいです。
 

本を1000冊読むでもいいんです。
 

それを自分の寿命までびっしりと書いておくと後悔が少なくなるはずです。
 

ぜひやってみることをオススメします。
 

まとめ

・今しかできないことにお金を使う。
 

・お金の価値は加齢とともに低下する。
 

・人生とは経験の合計である。
 

・今のままだと私たちは死ぬまでお金を貯め続ける。
 

・自分の寿命を予測する。
 

・死ぬまでにいくら必要なのか 計算する。
 

・健康がお金より重要。
 

・人生最大の後悔は自分に忠実に生きれなかったこと。
 

・45歳くらいを目処に資産を取り崩し 始める。
 

 

まずは若いうちに多少無理しでも今しかできない経験にお金を使うことです。
 

10代20代の時に本を読んでいた知識は素晴らしい経験をつくりその後の人生で長く役に立つでしょう。
 

つまり経験するなら若いころほど有利です。
 

そして働きながら自分の残りの寿命残りの人生にかかる費用をシミュレーションして人生でやりたいことを考えておきます。
 

働きながら自分の残りの人生分のお金を貯金で貯めた段階で稼いでいる以上のお金を使い始めなければなりません。
 

そうしなければ資産が減っていかないからです。
 

この本ではその年齢を45~60歳の間がオススメだと書かれています。
 

この間に積極的にお金を使うモードに入るべきでしょう。
 

もし62歳や63歳になってから貯めたお金を使おうと思ってもほとんどの場合は死ぬまでにお金を使い切ることができなかったそうです。
 

つまり「ゼロ」になりません。
 

ですが、やっぱりお金を貯めないと老後が不安ですよね。
 

何度も言うように老後になったらお金を使う機会は急に減ります。
 

例えばコミケにも行かないし新型のiPhoneもいらないしシュプリームのTシャツも買うことはないでしょう。
 

実際に日本で高齢者はお金を使わないからたまりまくっているらしいです。
 

思ったよりお金はかからないということが分かっています。
 

だから健康管理をしつつ老後のためにたくさん貯金をするのではなく、お金をもっと早い段階で使い始めるべきなのです。
 

その年齢はだいたい45歳あたりです。
 

このことはこの本のとても重要なポイントです。
 

繰り返しますが、健康が一番大事なので健康にお金を投資するのもいいでしょう。
 

例えばジムに行ってもいいしパーソナルトレーナーをお願いするのもいいでしょう。
 

少し高価なプロテインを飲んでみるのもおすすめです。
 

家事代行サービスやタクシーを使って時間をお金で買ってみるのもいいでしょう。
 

時間はできたけど何がしたいのかわからないなんてことがないようにあらかじめタイムバケットに人生にやりたいことを書いておくというわけです。
 

若くて健康なうちにガンガンいろんなことを経験しておくことです。
 

たとえ今40歳、50歳だとしても人生で今が一番若いです。
 

まだ間に合います。
 

今すぐいろんな経験を積むべきでしょう。
 

なぜなら人生とは経験の合計だからです。
 

死ぬ時にやりきったと思って死ねるようにベストを尽くしましょう!
 

今日はここまでです。
 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

-LIFE
-, ,