こういった質問にお答えします。
こんにちは、ユキトモです。
誰でも歳は取りますよね。
でも歳を取っても若々しい人は実際にはいます。
なぜ、老けている人と若々しい人がいるのでしょうか?
この本を参考に今回はその秘訣を解説していきます。
参考文献:「LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界」デビッド・A・シンクレア著、マシュー・D・ラプラント著
歳を取って老化して病気になることは仕方のないこと」と思っていませんか?
老化は治療できるんです。
この記事を読めば老いを治す方法を知ることができます。
歳を取ってもいつまでも若々しい見た目で人生の最後まで活発にやりたいことをすることができるようになるでしょう。
実際にデビッド・A・シンクレア氏は50歳にも関わらずまるで30代のような見た目をしています。
ハーバード大学の医学大学院で所長を務めています。
今も現役で研究を続けている方です。
でも、なぜ彼は老化について研究をしたのでしょうか?
この本を書かれたシンクレア氏はとても元気なおばさんがいました。
でも、80歳を超えたあたりから体が衰弱し病気になってまるで抜け殻のようになりました。
人生の最後の10年間は見るも無残な状態になってしまいました。
いすからほとんど動けなくなりしまいには話さなくなりました。
そして92歳でお亡くなりました。
周りから見たら長く良く生きた人生に見えるかもしれません。
シンクレア氏からすると本当のおばさんはとっくの昔に死んでいるとしか思えませんでした。
その経験からシンクレア氏は老化していくことを気にしなくて済む人生を送るために廊下について研究し始めたというわけです。
単純に寿命を長くさせるということだけでなく健康で元気にいられる期間を長くすることを目指しています。
Step1 老けない方法(飢える、ストレス)
1つ目は「飢えろ」です。
あなたは「サーチュイン遺伝子」というものをご存知でしょう?
サーチュイン遺伝子というのは長寿遺伝子と呼ばれています。
このサーチュイン遺伝子が働いていると私たちの寿命が延びて廊下を遅らせることができます。
そのサーチュイン遺伝子を始動させるためには飢えないといけないというわけです。
このサーチュイン遺伝子は食べ物がずっと取れない時や厳しい冬でも声明を維持し病気や体のダメージを防ぎ老化を遅らせるためのものなんです。
ある意味「身体の省エネモード」と言えるでしょう。
そしてこのサーチュイン遺伝子を始動させるためにはカロリー制限して体をぎりぎり飢えた状態に保つ必要があります。
言い換えると健康でいられるぎりぎりの食事量を保つ必要があります。
決してたくさん食べ過ぎてはいけません。
そうすれば長寿になる「サーチュイン遺伝子」を働かせることができます。
小食にするってことですね。
他にも軽いストレスがかかるとサーチュイン遺伝子は始動します。
ストレスがかかると逆に寿命が縮まると思ってませんか?
もちろんストレスが大きすぎるとうつ病になったりしますのでこれもほんとうに適度なストレスが必要です。
例えば運動や寒いところで過ごしたりするとかです。
これぐらいの本当に軽いストレスが加わると長寿になりやすくなります。
逆にぼーっとノンストレスで生きていると老けます。
ちょっとのストレスはむしろ体にいいんですね。
繰り返しますが、長寿になるためには体を飢えさせてサーチュイン遺伝子を始動させることです。
Step2 少食にせよ
2つ目は「小食にせよ」です。
間違いなく確実に老化を防ぐ方法は「食べる量を減らすこと」です。
小食にすることです。
実はこのことは古代ギリシャの医師がすでに発言していました。
医師たちは食べる量を制限することがとても体にいいことに気づいていました。
だからキリスト教の七つの大罪に「貪食」があるんですね。
沢山食べすぎることは罪ですよと言っているわけです。
実際の例を挙げると
15~16世紀にコルナロという貴族がいました。
彼はお金持ちだったので毎晩のように大食いをして遊びまわっていました。
ですが、ついに体調が悪くなり病気にかかり死にかけるところまで行ってしまいました。
コルナロは医師に相談すると医師から食べる量を減らすようにアドバイスをされました。
死にかけていたコルナロは医師の言われた通りに1日に食べる量を減らすことにしました。
その食事は「卵の黄身、肉、スープ、パンのみで1日に約350グラムだけ」
あとは2敗のワインしか飲まない生活を続けました。
その結果彼は102歳まで生きました。
医師よりも長く生きたんですね。
もちろん当時は食べ物を控えれば健康につながるという科学的な根拠はありませんでした。
ですが、今ではラットを使った多くの実験で科学的に小食で長生きすることが証明されています。
食事を減らすことで体を飢えさせてサーチュイン遺伝子を始動させているからですね。
Step3 肉を食べるな・タバコを吸うな
3つ目は「肉を食べるな・タバコを吸うな」です。
食事は減らした方がいいことはわかりました。
次は何を食べた方がいいのか?
何を食べてはいけないのか?
を解説していきます。
まずはお肉を食べるな」です。
お肉は貴重なタンパク質で、9つの必須アミノ酸が全て含まれている素晴らしい食材です。
ですが、お肉などの「動物性タンパク質」を食べ過ぎると心血管症になりやすくなります。
ガンの発症率も高まることが数々の研究で報告されています。
特に危険なのが加工した赤身肉、ソーセージ、ハム、ベーコン、ホットドックです。
こういった食べ物は恐ろしく発がん性が高いんですね。
だから魚、肉、卵、牛乳などの動物性タンパク質の代わりに豆腐、豆、穀物、豆乳、納豆などの植物性タンパク質を食べた方がいいでしょう。
そして良くないのが「タバコ」です。
タバコを吸うと肌が汚くなると言いますが喫煙はとても有害な化学物質を毎日体に取り入れているわけですから、健康に悪いし老化のスピードも早くなります。
受動喫煙をするのも危険です。
彼氏彼女を作るのであればタバコを吸っていない人を選んだ方がいいでしょう。
あとは「紫外線」も良くありません。
紫外線もタバコと同じようにDNAを破壊してしまいます。
肉ではなくて野菜を食べてタバコと紫外線を避けるといいということです。
Step4 運動する人ほど長生きする
4つ目は「運動をする」です。
毎日最低30分のジョギングをする人は1日中座っている人よりも長生きすることが分かっています。
でななぜ運動すると長生きするのでしょうか?
それは運動が軽いストレスになるからです。
運動すれば血行が良くなり筋肉も付きますよね。
長寿になるために重要なのは一番最初に言ったようにサーチュイン遺伝子を始動させることです。
サーチュイン遺伝子を始動させるためには小食だけでなく運動によって体に適度なストレスを与えることがいいんですね、
最新の研究によると毎日15分くらいのランニングが最も効果的だと分かっています。
1日に5~10分軽くランニングするだけで走る習慣がない人より数年も長く生きることもわかって来ています。
一番いい運動は「HIIT」と言われる高強度インターバルトレーニングです。
これは4~5分の短い時間の中で「ランニング、休憩、腹筋、休憩、スクワット」という具合に連続していろいろな運動を繰り返す運動のことです。
Step5 長生きできるサプリメント
5つ目は「サプリメント」です。
長生きするためにいまのところ有効だと注目されているのは「NMN」というサプリメントです。
NMNはアボカドやブロッコリー、キャベツなどに含まれている成分です。
人間にも存在しています。
このNMNを高齢のマウスに与えたところ元気のなかった高齢のマウスが若いマウスよりも活発になり3㎞近くも走り回るようになりました。
老人がすごいマラソンランナーになったということです。
そして長生きになったということです。
凄いサプリメントですよね?
ですがまだ科学的に人間に効果があるというデータは取れていません。
だからこのサプリメントを取れば100%若返るとは言い切れません。
それにラットと同じ量を取ろうとすれば大量のサプリメントを取る必要がありますよね。
Step6 50年後平均寿命は120才になる
最後は「未来に私たちの寿命はどうなっているのか」です。
この本の著者によると今後50年でさまざまなテクノロジーが発達して私たちの平均寿命は113歳になるそうです。
120歳の人も普通にいそうですよね。
そして、元気に働ける年齢も上がってくるので年金も90歳からとかになっているかもしれません。
働ける年齢も年金をもらえる年齢も上がると予想できるでしょう。
まとめ
・老化しないために少食にせよ・老化しないために運動する
・老化しないために肉を食べない、タバコを吸わない
・タンパク質は穀物、豆から取る
・老化しないためにNMNのサプリメントを取る
・50年後平均寿命は113歳になる
考えてみると腹八分目で、運動して、タバコを吸わないことって普通のことですよね。
今までの研究データなどなくても昔から人は健康にいいことと悪いことが分かっていました。
健康に関しては小食の話が多いですよね。
腹いっぱいにパスタ、アイス、ピザ、たこ焼きとか食べたいですよね。
分かります。
食事は人生の大きな楽しみの一つですよね。
それを制限するのは辛いですよね。
でも、小食は何か大きなキッカケが無いとすることはできないでしょう。
病気で死にかけるとか大きな仕事をするための使命感とかそういったものがなければ小食にすることはできないでしょう。
ポテチ、アイス、ラーメンは腹いっぱい食べたいですよね?
そういう人はNMNなどのサプリメントで対処していくしかないかもしれません。
今日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上です。