こういった質問にお答えします。
こんにちは、ユキトモです。
今回はアダムスキー著「腸がすべて」を解説していきます。
アダムスキー氏は世界的に有名な自然療法士です。
あなたは最近調子はどうですか?
すぐに下痢をするってことはないでしょうか?
昨日は何を食べましたか?
例えば、ピザとフルーツとしましょう。
それは食べ合わせが良くありません。
最悪の組み合わせです。
腸は免疫システムの80%を担当しています。
第二の脳と言われるほど気分の浮き沈みに関係している重要な器官です。
実際に便通が悪いと気分も悪いし力も出ないのではないでしょうか?
肌も荒れますよね?
確かに便通が悪いだけでその日1日がどよ~んとしますよね。
でも、大丈夫です。
今回の記事を読めばあなたも腸の状態が改善されて気分も良くなるでしょう。
結論
・消化の早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べると消化管が詰まる
・消化管が詰まると毒素が出て病になる
・オリーブオイルを一口飲むことで消化を助けてくれる
・食事の間隔を最低でも4時間あける
・朝食を軽めにする
・運動すると腸のマッサージになり消化が早くなる
では一つ一つ見て行きましょう。
Step1 消化の早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べてはいけない
一つ目は「消化の早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べてはいけない」です。
まずは自然療法士であるアダムスキーさんについておおまかにご説明します。
アダムスキーさんは16歳の頃スポーツに熱中していました。
ですがある日ショイエルマン病という脊椎が硬化する病気にかかってしまいます。
医者からはもう今後は激しいスポーツはできないとはっきりと言われました。
アダムスキー氏はスポーツの道をあきらめて運動療法の道に進むことにしました。
その後治療に没頭していったアダムスキー氏はさまざまな研究を通じて血行不良、肥満、肌荒れ、不眠、偏頭痛などあげればキリがない体の不調のほとんどが「腸の状態」で決まることに気づきました。
ほぼ全ての不調の原因が腸の状態で決まるんですね。
そこである日アダムスキー氏は体内に入った食べ物がどうなっているのかを見てみることにしました。
実際にレントゲン写真を撮るなどして観察すると口から取り込んだ食べ物の種類によって食べ物の消化の早さに違いがあることを発見します。
消化の速さとは、例えばフルーツは消化の早いので食べてもすぐにお腹がすきますよね?
逆におもちや肉は消化が遅いから腹持ちがいいんですね。
あのような感じで消化に30分しかかからない食べ物と4~5時間かかる食べ物があることがわかりました。
そして大きな発見があります。
それは消化が早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べると消化管の流れが悪くなって消化18時間もかかり、便通が悪くなるということがわかりました。
つまり「消化の速い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べてはいけない」ということです。
これがこの本が一番伝えたいメインテーマです。
唐揚げ弁当を食べた後たくさんフルーツを食べたとしましょう。
その組み合わせは最悪です。
Step2 消化管が詰まると病気になる
2つ目は「消化管が詰まると病気になる」です。
先ほど説明した通り消化が早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べると消化管の流れが悪くなって消化18時間もかかります。
でもなぜ食べ物の組み合わせが悪いだけでそんなに消化の時間がかかるのでしょうか?
消化の遅い食べ物を時速80 kmの電車だとします。
そして消化の早い食べ物は時速300キロの電車だと仮定します。
この2つの電車は同じ消化管という一つの線路を走っています。
本来消化の早い時速300キロの電車だけであればスムーズに消化が行われます。
しかし消化の早い食べ物と消化の良い食べ物を一緒に食べると消化のスピードが違うので消化管の中でぶつかり合って事故が起こってしまいます。
消化管の中で事故が起こるとは本来4時間しか消化にかからないものが18時間~24時間かかることになります。
もちろん事故になったのにどんどん食べ物を食べるともう消化管の中は大渋滞です。
このようにして消化管の中には食べ物が長く留まることになります。
そして腐敗が起こります。
食べ物だから腐るのです。
腐ると腸に汚れがこびりつき便が臭くなり通常の10倍もの毒素が発生します。
そしてその毒素が肌荒れや頭痛、不眠、血行不良などのあらゆる体の不調の原因になります。
アダムスキー氏はこういった間違った食べ合わせを改善して消化をスムーズにすることで腸が生み出す毒素や老廃物といった汚れをゼロにすることを目指しています。
Step3 消化の早い食べ物と遅い食べ物
3つ目は「消化の早い食べ物と遅い食べ物」です。
まずは消化の早い食べ物から見て行きましょう。
消化の早い食品として代表的なのはフルーツです。
ほぼ全てのフルーツは消化の早い食べ物です。
その他にもはちみつや緑茶、ヨーグルト、トマト、パプリカ、唐辛子、かぼちゃといった食べ物も消化管を30分で通過するとても消化の早い食べ物です。
この消化の早い食べ物は同じく消化の早い食べ物と食べなければなりません。
少食はフルーツとヨーグルト、トマトジュースなどにするととても消化にいいですね。
完璧に消化管でも渋滞は起こりません。
同じ消化のスピードだからですね。
次は「消化の遅い食品」です。
消化の遅い食品は消化の早い食品以外のほぼすべての食品です。
例えば、パン、パスタ、米、ピザ、ジャガイモ、とうもろこし、肉、魚、チーズ、卵、豆腐、ナッツなどです。
私たちが普段食べている食品の大半が消化の遅い食品です。
この消化の遅い食べ物は同じく消化の遅い食べ物同士で食べなければなりません。
よって、パンとお肉、お米とお魚という漢字で食べれば償還かんでも渋滞は起こりません。
でもちょっと待ってください。
トマトパスタとかピザは食べてはいけないってことでしょうか?
実は消化の早いトマトと消化の遅いパスタは相性がとても悪いんです。
とてもおいしいのですがその代わりに絶望的に消化に悪いんです。
あなたもピザは大好きなのではないでしょうか?
大丈夫です。
トマトピザの上に乗せなければいいんです。
トマトのピザなんておいしくないですよね。。
Step4 ニュートラルの食べ物
4つ目は「ニュートラルの食べ物」です。
ニュートラルとは?
アダムスキー氏が言うには食べ物には消化が早いものと消化の遅いもの以外にニュートラルな食べ物があるそうです。
ニュートラルの食品は一緒に食べた食品の消化のスピードを早める効果があります。
つまり消化を助けてくれる助っ人みたいなものです。
例えば油、酢、にんにく、玉ねぎ、茄子、赤ワイン、紅茶、コーヒー、砂糖、牛乳などです。
摂り過ぎはもちろん良くありませんがこれらの食べ物を食事に少しだけ混ぜると消化を促進してくれます。
Step5 最悪の組み合わせ
次は「最悪な食べ物の組み合わせ」を見て行きます。
トマトソースのパスタです。
残念ですが消化の早いトマトと消化の遅いパスタは最悪な食べ合わせの代表的な例です。
消化管が詰まること間違いなしです。
その他にもトマトの乗ったピザです。
ピザ生地とチーズはいいですがトマトは消化が早いので邪魔になります。
つまりトマトを使わないピザであれば問題はありません。
あと分かり易い例の生ハムメロンです。
消化の早いフルーツと消化の遅い生ハムの組み合わせなのでもちろん消化に時間がかかってしまいます。
あとはフルーツタルトです。
デザートにフルーツを使うのはよくあることだし一見ヘルシーに見えます。
ですが消化の早いフルーツと消化の遅い小麦粉、パター、卵が合わさるととても消化に時間がかかってしまいます。
それならフルーツを使っていないチーズケーキやチョコレートケーキを食べた方がいいです。
なるほど消化に早ければ何でもOKって言うわけじゃないんです。
組み合わせが大事です。
だから焼肉を食べた食後にフルーツも絶対にダメです。
腸からしたら「イランことすんな」って感じです。
健康にいいと思っていませんでしか?
繰り返しますが、問題なのは消化の早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べないことです。
でもピザは我慢できないですよね?
私も大好物です。
アダムスキー氏もこれを100%守ることはできないから出来る範囲で試してほしいと言っています。
調子が悪い日はトマトのないピザ、調子がいい日はトマトの乗ったピザという具合でもいいと思います。
Step6 オリーブオイルを一口飲む
次は「もし食べてしまったらオリーブオイルを一口飲む」です。
生きていればトマトパスタやピザフルーツタルトを食べる事もあるでしょう。
それは人間だから仕方ないことです。
ですが覚えておくべきなのは食べ合わせの悪い食べ物を食べた後はほとんどの確率で消化管が大渋滞になってつまるということです。
まるで髪の毛の詰まって水が流れなくなったシャワーの排水溝みたいになります。
だから食べ過ぎたなと思ったらオリーブオイルを一口すすっておくことをお勧めしています。
オリーブオイルは消化管のつまりを解決する潤滑油みたいなものです。
食べ過ぎたなと思った時や組み合わせの悪い食べ物を食べた時は、オリーブオイルを1口だけ飲むことで消化管の滑りをよくしてつまらないようにすることができます。
つい悪い食べ合わせをしてしまった時やピザを食べてしまった時はすかさずオリーブオイルを1口だけ飲むと消化管のつまりを軽減できます。
Step7 食事の間隔を空ける
7つ目は「食事の感覚を開ける」です。
もし消化管で食べ物が消化が行われているのにも関わらず、ドンドン食べ物が流れてきたら、もちろん消化管は詰まってしまいます。
こんな状況で体にいい食べ物を食べても悪影響でしかありません。
なので、たまには「腸を休ませることが大事」です。
そうすれば庁は自ら腸内をキレイに掃除して機能を回復させます。
ではどれくらい休ませればいいのでしょうか?
アダムスキー氏がお勧めしているのが食事と食事の間を最低でも4時間は明けることです。
「最低でも」4時間です。
もっと空けられるのであれば空けた方がいいでしょう。
そうすることで消化管はまた快調に消火活動を続けることができます。
もし朝食を食べるのなら消化の早いフルーツやヨーグルト、はちみつなどの食べ物にすれば、1時間半で消化が終わります。
そうなったら残りの時間表を休ませることができるわけです。
腸のためにもこういう休憩の時間を意識的に作った方がいいでしょう。
朝は消化の早い食べ物だけにしたほうがいいわけですね。
Step8 運動をすることで消化が速くなる
最後は「運動しよう」です。
消化管が正常に働かない原因は「間違った食べ合わせ・ストレス・運動不足」の3つです。
今まで間違った食べ合わせの事ばかり説明してきましたがもう一つとても重要なのが運動とストレスです。
実際にストレスがかかると下痢をする人もいます。
そんな人は運動をすればいいです。
運動は消化のスピードを飛躍的に速くしてくれます。
実際に食べ物を完全に消火するまでには30~40時間必要です。
スポーツ選手は3~8時間で消化することが分かっています。
これは運動することで体を動かすことが腸のマッサージになるからです。
また運動はストレス発散にもなります。
同じ食事をしていてもストレスがあれば食べたものが消化管に与える負担は大きくなります。
ですが運動をしていれば、ストレスの解消と腸のマッサージによって、消化を促進してくれます。
食べ合わせと運動に気をつければ完璧ということです。
まとめ
・消化の早い食べ物と遅い食べ物を一緒に食べると消化管が詰まる
・消化管が詰まると毒素が出て病になる
・オリーブオイルを一口飲むことで消化を助けてくれる
・食事の間隔を最低でも4時間あける
・朝食を軽めにする
・運動すると腸のマッサージになり消化が早くなる
食べ合わせか今までは体にいい食べ物を食べておけばいいと思っていませんでしか?
それは間違いだったのです。
フルーツタルトがまさかそんなに消化に悪いとは思いもよらないですよね。
消化の早い食べ物だけ覚えておいて消化の遅い食べ物と組み合わせないように気をつければいいんです。
出来る範囲で実行していけばいいでしょう。
100%やろうとすると心が折れます。
今日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上です。